平成13年度の各課・科の運営方針の総括を発表します
   今回は外部の方々に(造園デザイナー、銀行関係の方)に外部評価をしていただきました。初めての試みです。平成13年度は日本医療機能評価機構の認定を頂き、飛躍の出来た年でした。今年は電子カルテの導入を行います。よりよい地域の病院になるため(”ウェルネスシップ”の佐々木病院)頑張っていきたいと思います。
理事長 院長
佐々木 啓吾
◎佐々木病院の評価
◎平成13年度の実績報告について
 
◆ 平成13年度を振り返って
事務長 名和 良一
 今年度を一言で総括すると、個人経営の病院から組織として機能する病院への変革の第一歩の年であったかと思われます。
昭和25年に特定医療法人として認可を受けて以来、51年の年月が過ぎ、病院として実績は残して来ましたが、良くも悪しくも組織としては、未整備な部分が多々あり、非効率な業務も数多く残っていました。
その組織としての未整備な部分を改善し、効率化を図り、円滑な組織運営が出来る様に、あらゆる面での見直し、改善に努力した一年間でありました。
具体的には、まず第一に、業務の見直しをするに当たって、客観的に病院を評価し、問題点を抽出することから始めました。
4月9日にコムル探検隊という外部機関の力を借り、第三者からみた問題点抽出を行いました。
また、シックスシグマの手法を取り入れ、トップダウンの業務改善活動もスタートさせ、各科で問題点を抽出する作業にも着手しました。
この様に客観的に病院自身を評価するという見地から病院機能評価機構
(企業でいえばISOにあたるもの)の認定を取得することとしました。
幸い、14年2月に認定を受けることが出来ましたが、認定を受ける予備審査の段階で、様々の問題点が浮き彫りにされました。
 この様な様々な問題点を解決してゆく方法として、第二段階では、各科代表の若手職員で構成される業務改善委員会(名称マンディ委員会) を設置し、横断的に各科の問題点について話し合いを行い、各科へ持ち帰って、解決改善を図ってゆきました。
結果として、各科で未整備・未作成であったマニュアルが整備されたこと、院内環境が整備されたこと、以前より各科間の連携が蜜になったことによる業務の効率化等々かなりの成果をみました。
一方、財務、人事、労務管理面をみてみますと、収入面では、まずまずの水準だったと思います。
人事面では、看護部として2:1看護を標榜していましたが、人材募集が上手くゆかず、依然として定着率も思わしくなく目標達成出来ませんでした。
また、職員の人事考課が明確・合理的な基準に基づいて実施されていない等、課題も残りました。
労務管理面では、就業規則の改正や三六協定の締結など法令遵守の体制も改善されましたが、福利厚生や職員施設の充実という面では、今一歩でありました。

以上述べてきた様に、病院組織としての形はある程度整って来たとは、思われますが、いずれにしても変革の緒についたばかりであり、様々な問題点も残っており、仏像に魂を入れるのも、これから自分に課せられた課題だと思っております。
                                                以上
 
◆ 総務課
課長 高橋 成樹
年度の初めに、ささえあい医療人権センターCOMLの探検隊による病院見学で指摘をうけ、公衆電話の移動・投書箱の設置などを行ないました。しかし、日々の業務に追われ、新たな試みや特別な改善を画策することなく上期が過ぎてしまいました。

下期には、9月に総務課長・11月に総務部長が退社し、新たな総務課の構築が求められました。そのような中、各科からの総務課への要望のなかで意見の多い、物品修理に関する業務改善を図りました。GE横河メディカルの協力を得て、総務課内部での意見交換・各科からの不満要因の抽出ののち、現状調査を行ないました。そして、改善可能な問題点を把握することにより、修理届けのプロセスの改善と届出用紙の変更を実施しました。総務課の対応も迅速を心がけ、結果、修理状況が明確になりました。
総務課内では“明るい総務”をめざし、体制の変更とともに役割分担の再検討と問題点の解決をはかりました。良好な雰囲気のもとに、人員減少の中で課員の業務比重を見直し、職員への対応が統一されていない部分をスムーズに転換していきました。

通年の作業となった日本医療機能評価機構の病院機能評価の受審に際しては、各科からの必要書類を取りまとめ、また、緊急連絡網・災害時緊急出勤表など、再整備を行ないました。
病院機能評価の受審によって、就業規則・組織図、職務規則等の書類内容の見直しができたことで、組織として一歩すすむことができたと思います。

総務課自体は良い方向へ変化していますが、次年度の課題として、さらなる変化の必要性を感じるとともに、病院機能評価での指摘事項を改善しながら、組織のレベルアップのために改革を推し進めていかねばなりません。

                                                以上
 
◆ フロントサービス課(医事課)
課長 山田 多鶴子
 当課では、13年度の方針として、5つあげましたので、それらについて報告致します。

@積極的なセミナーへの参加
5月:日本病院会主催 全国医事研究会(1名参加)
9月:鶴見福祉事務所主催 医療機関との事務打ち合わせ(1名参加)
9月〜11月:病院協会主催 医療事務講習会(2名参加)
9月〜(2年間):診療情報管理士通信教育(3名参加)
10月:日本病院会主催 全国医事研究会(1名参加)
3月:点数改正説明会(3名参加)

A定期的な勉強会
4月:在宅医療事務について
5月:介護保険請求事務について@
6月:朝受付開始時の円滑な流れについて
7月:介護保険請求事務についてA
8月:市健診業務について
9月:企業健診・人間ドッグ業務について
10月:日本医療評価機構 病院機能評価について
11月:身体障害者診断書について
2月:患者さんの呼称について(“様”から“さん”へ)
3月:新点数の入力方法などについて

B接遇の向上
以前からの約束事である、明るく・正確に、また、「おはようございます」「こんにちは」等の挨拶を再徹底すると共に、2つの点についての改善を致しました。
1. 朝受付開始時の混雑の緩和
6月より、トラブルの多かった朝一番の受付方法を改善致しました。
椅子に、1からNo.をふって、いらした順に座ってお待ち頂く方法です。
8:40の受付開始時刻になったら、1列ずつお立ち頂き、受付へ御案内致します。
こうすることにより、順番が一目瞭然になり「あの人より先に来たのに・・・」と言う苦情もなくなり、患者さんの評判も良いので、引き続き14年度もこの方法を続けていきます。
2. 請求領収書と処方箋の様式の変更
会計での待ち時間を少しでも短縮する為、また会計係が余裕を持って患者さんに接することができるように、様式の変更を行いました。
会計では、患者さんに領収書と処方箋を渡すのですが、それぞれ、別々のプリンターから出力される為、同じ患者さんの領収書と処方箋を付け合わす作業がありました。
これは、会計混雑時には大変な負担となり、結果患者さんを待たせてしまう為、この2種類の用紙が一緒に同じプリンターから出力されるように、一体化した様式としました。 
この方法ですと、一枚の用紙に2種類のものが印刷されてくる為付け合せをする手間が省け、会計担当者が余裕を持って患者さんに接することができるようになりました。
只、待ち時間の短縮という点では、当課だけでは解決できない問題が多いので、14年度も各科との連携をとり、改善を図りたいと思います。

C健診2割アップ
広尾メディカル(婦人科)より依頼されて検査を受けにいらっしゃる方は増えていますが、それ以外は目標に達することはできませんでした。 

D各科との連携 
特に定期的に話し合いの場を持つということはしませんでしたが、何か問題が生じた時には、適宜各科の所属長と、迅速に話し合いができ、解決へ向けて前進できたと思っています。 

 一年を振り返りますと、入院係の中の2人が妊娠したことと、外来係から退職者が出たことが重なり、その調整に追われてしまったということが、第一にあげられます。
そのことにより、予定していた手術の見学・未収金回収の強化などを断念せざるを得なくなり、レベルアップという点では、当初の目標を達成することはできなかったように思います。
しかし、人数不足の中、チームワーク良くお互い助けあいながら、仕事ができ、職員の中に、責任感や積極性が出てきたことは収穫でした。

 大きな変化として、接遇のところであげた2点の他に、健診車との契約ということもありました。
7月より行っており、14年度も同友会を使った健診をさらに増やしていく予定です。

 4月に行われた“病院探検隊コムル”のレポートでは、患者さんの目から見た意見を頂きました。厳しい意見もありましたが、当課の現状を知ってもらういい機会になりましたし、私達職員も日頃の仕事を振り返るいい機会になったと思います。

 病院機能評価を受ける為の準備として、各マニュアルの作成や、それぞれ担当外の仕事の再確認、また待ち時間の調査などができ、無事合格したことで、各自、自信を深めることができたのではないかと、思っています。

 14年度も、方針として掲げた項目をできるだけ達成できるように課全体で力を合わせていきたいと思います。 

                                     平成14年5月10日
 
◆ 看護部
看護部長 亀田 利子
 よい看護の提供をしていくうえで、理念として「笑顔で、優しく・親切な看護」とした。これは病院の理念「ウィルネスシップの佐々木病院」患者さん、地域、病院職員との信頼関係とするならば、ナースはどのように対応するべきかと考え、現在浸透させている。

13年度の方針として
1 看護基準、手順の見直し
2 2:1看護
3 病床利用率のアップ

基準、手順の見直しについては、看護部業務検討委員会を中心に病院機能評価受けるにあたり1年がかりで取り組んだ。
各セクションスタッフにも分担して時間外や家に持ち帰って行うなどひとりひとりの努力で実行できた。今まで何もなかった外来、オペ室も基準・手順を作成することができたのは、機能評価を受けるという目的があり頑張れたことと考える。看護職不足という状況で協力し合って実行出来たことは看護部に取り大きな力である。
2:1看護については実行できなかった。
原因としては,年度内11名の産前、産後、育児休暇が予想できず、それに伴って体調不良での欠勤続出、諸事情での退職もあり、変更に変更の継ぎ接ぎだらけの勤務表となり、日勤夜勤者を確保するのも苦労の1年であった。これは、求人活動の不足と考える。これからは年間を通して、計画的で有効な求人活動が必要と認識した。
病床利用率のアップとしては、前年 83% → 85%にし、平均入院患者数 82名 → 85名を目標としたが、年平均76.6%であった。
現実的に利用率アップにするということは、ベットコントロールをスムーズに行うことであり、病棟間の連携はとれていると考える。

今後の課題と考察
基準・手順については、各セクションのミーテングで検討を重ね、ひとりひとりの看護ケアを統一するうえで、又新入職者教育にも有意義に活用して行くべきだと考える。
昨年度2:1看護を方針として、実行できなかった、もう一つの理由として、2:1看護の必要性について理解不足と認識のあまさがあったと反省する。今年診療報酬改定がありますます厳しくなっている。今後一般病院として生き残る為には2:1看護が必須であると改めて考えさせられた。
この事は、看護部全員で理解して取り組んでいく必要がある。今いる看護職のモチベーションを高めて、新入職者に対しても安心して関われる職場環境を作っていくべきである。その為には、人材の教育育成であり、昨年度は外部の研修会等にも人員不足から後期になり参加させられない状況であった。
今年度は各セクション今いるスタッフの半数は参加出来るよう工夫していきたい。この度、計画的に積極的な求人を行っていくうえで、今後新人を受け入れるに当たり、今の看護学校教育は臨床での教育が多く求められている。
当院に於いても試行錯誤しながらプリセプターをしている。当院にあう教育プログラムを作り教育することで、入職者、ひとりひとりが早く独り立ちして患者さんによい看護サービスの提供が、出来るようにすることが今後の課題である。
現在グリーンボックス(投書箱)を管理しているが、看護師に対して3F・4F病棟、外来共にお礼や、励ましの投書が目に付く、そう言う地域の患者さんを、裏切らない対応が出来ればと考える。

                                             以上
 
◆ 放射線科
科長 山本 俊
12月から3月にかけて検査オーダーが少なかった事、入院患者も少なかった事、外来では前年は12月から3月にかけてインフルエンザが流行し、肺炎の患者さんの胸部CTが多かったが、本年は思ったほどにインフルエンザの流行がなく、胸部CTが減ったため検査件数収益も下ったと考えられる。件数では前年より平均250件少なかった。また1件あたりの金額はほぼ同じであった。患者1人あたりの単価を上げるのはむずかしいと思うので、やはり先生方より検査をオーダーしてもらい、件数を増やす事が必要であると考える。特に大腿のMRA、頚部のMRAが少ないので、オーダーしてもらえれば件数も増えると思う。

コストの面では使った薬剤、造影剤、フィルム等確実に記入する事により請求もれをなくすよう徹底できたと思います。また、端末のコンピューターを使って検査内容、薬剤、フィルム枚数のチェックを1年間続けました。これからもこのチェックは続けていきます。

健診面は企業健診、成人健診、老人健診、ドック、飛び込みの健診等もすべて受けました。また、10月にマンモグラフィを導入していただき、乳房撮影の健診も出来るようになり、健診の内容もより充実してきたと考えます。胃透視は数が少ないですが、貴重な収入と考えます。バリウムの濃度等考えながら検査をしていこうと思います。

各個人の技術のレベルアップとして年5回の神奈川県診療放射線技術講習会に参加した事、横浜労災病院へ2名実習に出していただいた事、マンモグラフィ研究会の講習に参加した事等、講習会で習ってきた事をたがいに発表し、ディスカッションをし、日々の業務に役立てていっています。また血管系のMRAは実習には行けませんでしたが、GE黄河メディカルさんの協力によりシックスシグマを使って頭部MRAの検査精度をあげ診断範囲を広げました。その他頚部のMRA、大腿のMRA等の検査も取り入れられるようになりました。

一般撮影、自動現像機、カセッテ等、10年近くあるいはそれ以上大きな故障もなく使っています。始業時の点検は機械、備品を維持するためには大切な作業ですのでこれからも続けていきます。

まとめとして平成13年度は病院機能評価の認定を受けるためのマニュアル作り、マンモグラフィ導入による撮影室の整備、実習、講習会に参加した内容を話し合ったり実践してみたり、スタッフ全員が話し合う時間が業務終了後、以前にもまして多く持てたと思います。残念ながら検査件数、収益とも前年を下回ってしまいましたが、個々の技師が実習、講習で覚えてきた事を業務に取り入れ、自信をつけたのが大きな収穫であったと思います。またシックスシグマをつかってパートの先生方にも検査内容を見ていただき検査をオーダーしていただこうと思います。これからも各自自己研鑚に務め業務を遂行していきます。

                                                以上
 
◆ 生理機能検査科
科長 三河 浩美
平成13年度を振り返って、昨年は病院評価機構の取得を目指し、職員一丸となり、実りの多い年になったと思います。
生理機能検査室でも、各種マニュアルの作成、月報、保守・点検など文章化したことにより明確且つ、再確認することができました。また、研修・勉強会などへの参加、検査室内での話し合いを設けたことなど、科内での問題点、研修の報告などの意見交換も充実してきました。その結果、検査室内での技術・知識・心構えの向上につながっていると思います。
昨年度の運営方針を振り返りますと、運営方針として3項目挙げました。

(1) 検査技術・知識の向上と習得
これは、超音波検査で他院へ研修に行かせて頂いたり、種々の講習会や勉強会への積極的な参加により個々の業務への意欲、技術・知識の向上につながり、検査業務も円滑に行えるようになりました。
(2) 検査件数の増加
個々に検査技術を習得することにより、科内の休暇体制や緊急時の円滑な対応にもつながり、検査件数の増加となったと思います。また、患者様への待ち時間を減らし、円滑に検査を行えるように心がけています。
(3) 数値目標
超音波検査に関し、月件数を腹部エコー350件、心臓エコー130件を数値目標としました。(前年比10%増)
結果として、腹部エコー260件、(目標の約70%)心臓エコー112件、(目標の約90%)という結果でした。目標達成はできませんでしたが、件数的には対応できる予定枠作りをしているので来年度につなげていきたいと思います。

以上のように今年度を基礎とし、来年はもう一歩ステップアップするよう科内全員で頑張っていきたいと思います。

                                                以上
 
◆ リハビリテーション科
主任 露木 敦志
@患者さんに信頼される科の創設

・患者さんへの挨拶、声かけ等のコミュニケーションの充実を図ることで、より信頼性を高め、さらにその返答から状態を把握する目をより一層養う。

 リハビリテーションを行うに当たり、患者さんとの信頼関係は重要な要素となる。
 我々はまず、患者さんとのコミュニケーションをとることが一番大事だと考えている。
 去年1年間、スタッフ全員がこの意識を充分にもち、挨拶・声かけをしっかり行うことができた。そのため患者さんからの苦情もなく、信頼関係を築き上げることができた。
 状態把握は一概に完全にできたとは言いがたい。しかしこの意識をもち続けることが、今後各個人のレベルを上げることになり、より患者さんとの信頼関係を築いていくことができると考えている。平成13年度もこの意識を持ち続け、さらに最善の医療を提供していきたい。

A地域性と専門性の両立

・ 訪問リハの拡大(12年度 2日/W → 13年度 5日/W)
・ PT個々のレベルを上げ、疾患を問わず、全員が同様に診られるようにする。

 訪問リハの拡大はとてもうまく進んだ。当初1名が午後のみ専属で訪問に出ることを念頭におき、調整をしていた。しかし訪問リハを希望する患者さんが多数いたため、後半からは専属の1名とともに、すべてのPT・OTが週一回出ることができる体制を整えることができ、実施することができた。さらに1月からは訪問専属のPTが午前も出ることになり、当初の予定以上に件数を増やすことができた。

 平成13年度には2名PTを増やすことができたが、科内の勉強会を多くもち、知識の共有と、各疾患への対応を検討した。そのため、新入職者に当院の特徴を伝え、また今までいたスタッフにも新しい知識や意識を混入で来た。
 だが新入職者2名が、外来患者さんを持った経験が少なく、さらに整形疾患に関して、当院では特殊な疾患も多くあった。そのため引継ぎが充分にできなかったこともあり、対応するのにやや時間がかかり、患者を多く担当させることができず、件数に伸び悩んだ。

B個人のスキルアップ

・ 各専門施設への研修
・ 学会や県士会、研究会等で行われる勉強会への積極的参加
・ 院内勉強会(呼吸リハビリ・スポーツリハビリ・脳血管リハビリ・在宅リハビリ)

 専門施設への研修は適切と思われる場所が見つからず、平成13年度は実施することができなかった。
 研修会へはスポーツ関連、訪問リハビリ関連など、各個人が必要だと思われる部門に多数参加させていただいた。しかし全員が参加したのではなく、一定の人間が数回参加することになった。スタッフ全員のスキルアップのためには、全員の均等な参加が必要であったと考えられる。
 また、増員スタッフにはもっと積極的な参加を促し、勉強をしてきてもらうことで、前項の「疾患を問わず、全員が同様に診られるようにする」という点においても対処可能であったと考えられるため、反省すべき点である。

C人員増大による事業拡大/安定

・ 求人をしっかり行う

 4月に学会誌である「理学療法学」に求人を載せたところ、7月と10月に各1名ずつ、計2名のPTを補充でき、さらに14年度4月からの新卒者も確保することができた。また、今回採用した人材以外にも数多くの問い合わせがあり、求人は成功したと言える。
 また、7月からOTを採用していただき、1月に作業療法の施設認可を取ることができた。そのためリハビリテーション科に作業療法という新たな武器が加わり、より一層の充実を図ることができた。
 今回の求人で3名の増員があったためPT・OTの人数はそろい、訪問リハを始めとする、事業の拡大には成功した。しかし助手の人材確保がうまくできず、午前中の慌しさが目に付いた。そのため、まだ充分な患者サービスが実施されていたとはいえない点もある。

まとめ
 平成13年度は充分な運営がなされていなかった感がある。これは経験年数の少ないスタッフのみとなったため、私をはじめとして、各スタッフがどのように運営をしていくか、試行錯誤が繰り返されていたためと考えられる。
 そのような状況の中でスタッフは最善のサービスに心がけ、患者さんへの対応は病院内でもトップクラスであったという自負はある。
 リハビリテーション科の仕事は入院・外来のみでなく、訪問リハ・通所リハ利用者への個別リハと多種にわたっている。疾患もスポーツ障害、内科疾患、呼吸器疾患と多くある。そのため我々は多くの知識を身に付け、それぞれの患者さんにあった対応を強いられる。平成13年度はスキルアップという面ではやや物足りない部分もあったが、各スタッフがおのおの能力・持ち味を発揮することができた。

                                                以上
 
◆ 薬剤科
科長 榎本 すみ江
平成13年度は、以下の2つの目標で業務を進めていきました。

1.毒薬の管理の徹底

 毒薬の盗難・紛失及び不正使用等の事態が発生しない様、管理の見直しを行いました。病院内での使用状況について使用患者名、使用量を日々確認し、毒薬関係の帳簿については、麻薬に準ずる内容を記載して管理する事と致しました。
今後も毒薬を扱う職員には、その都度注意を促し、毒薬を扱っているという事を意識してもらう様、働きかけていこうと思います。

2.服薬指導の充実

 研修会等にできるだけ参加し、個々のレベルアップを図りました。薬局勉強会、院内勉強会、製薬会社主催の勉強会、学会等に参加し、薬の知識を広げていきました。
また、服薬指導に時間をかけられる様、業務改善を行いました。シックスシグマにより問題点を洗い出し、業務内容を見直しました。医師への問い合わせに時間がかかる為、その解決策として、処方箋記載手順書を作成しました。これを用いて医師へ説明することにより、医師への問い合わせの時間が減り、処方箋訂正の事務量を減らす事ができました。また、薬品の払い出し方法を変更し、業務の流れを見直しました。これらにより、ある程度の服薬指導の時間がとれるようになったと思われます。

目標以外では、病院機能評価機構の認定を受けるために、マニュアル作成、副作用情報の発行、新規採用薬品の採用方法の見直し、研修会参加記録の作成等、多数の業務を行って来ました。
病院機能評価機構の評価で何も問題点が指摘されなかったのは、薬剤科全員の努力の結果だと思います。
                                                以上
 
◆ 栄養科
 主任 岩田 博美
運営方針
  1. 食事のレベルアップ
  2. 栄養相談の充実化
  3. 給食管理ソフトの導入(栄養事務業務のコンピューター化)
  4. 講習会への参加
1 食事のレベルアップ
 入院中の患者さんに提供している食事に関しては、一昨年前より56日サイクルメニューを実施していましたが、調理方法、調味料が類似している献立が多いという問題点がありましたので見直しを試みました。理想として献立について栄養士同志のミーティングの場を持ち栄養士の全員の意見を取り入れればもう少し幅、深みのあるより良い献立を提供できたのですが、今年度はそういった話し合いの場を持つことが出来ず、献立担当者が気づいた点を極的に修正す事にとどまっていました。しかし、季節ごとお野菜の使用した献立や、祭日の行事食については、毎回バラエティに富んだ見た目も楽しめるお食事が提供できたと思います。
 来年度は56日サイクルメニューの土台を踏まえて新メニュー導入のために献立についてのミーティングを実施し、お食事を皆様に楽しんでいただけるようなものを提供したいと思っております。
 
2 栄養相談の充実化
 上半期は栄養相談を行っていることをアピールすることが出来ず件数も少数でした。しかし後半より食事療法が不可欠な生活習慣病などの患者さんに食事、栄養相談の場を設けて食事のサポートをしていくために以下の点を検討しなおし取り組みました。
 
アピール・・・ 栄養相談を行っているということを病院スタッフ、患者さんに知ってもらうことから始めました。月1回行っている栄養委員会で、病院スタッフにも協力してもらいアピールし、そして院内には「栄養相談を行っています」というポスターを掲示しました。それにより下半期には相談者も大幅に増加し(表1)1日3件から4件の相談をお受けするようになりました。
対 象・・・・・ 糖尿病患者さんと外科手術後の患者さんを中心に行っていましたが、その他の特別食を対象としました。
(ただし一般の高血圧食も含む)
場 所・・・・・ 今までは個室(栄養相談室)を使用していましたが、起き上がるのに困難な患者さんにも負担なく相談が受けられるように管理栄養士が病室へ伺う形も取り入れました。なおプライバシーを重視する場合、家族同伴の場合、フード模型を使用して説明する場合は今まで通り栄養相談室を使用しています。
相談内容・・ 今まで教材や資料を用いた食事相談のみ行っておりましたが、患者さんの嗜好、食事環境を重視した食事療法の相談も行うようにしました。
  
以上のことを実施した結果10月以降入院、外来ともに栄養相談件数が大幅に増加(別表参照)し、健康管理の中での食事の大切さが院内また院外にも知ってもらうことができ、今では患者さんに栄養士の存在を知ってもらうことが出来たため、廊下でも声をかけてもらえるようにもなりました。
今までよりも気軽に栄養相談を受けられるよう平成14年度から管理栄養士が2名で相談にあたります。いつでもご相談を承りますので食事についての悩み事など、ちょっと心配なことなど御座いましたらご遠慮なしにお申し付け下さい。
 
3 給食管理ソフトの導入(栄養事務業務のコンピューター化)
 昨年度給食管理ソフトを導入するという目標を立てました。4月から7月にかけて月に1度他病院へ見学に行ったり、コンピューター会社のセミナーへ参加したりして資料集めをしました。しかし給食管理ソフトの導入が来期になってしまったため、もう一度検討をしなおし当院に見合ったものを選び今後に活用していこうと思っています。
 
4 講習会への参加
 講習・勉強会(院内勉強会含む)への参加は10件の参加でした。(別表参照)これは栄養士1人あたり1.5回/年となったが、そのうち半分が院内勉強会であったため、やや積極性に欠けました。各自が講習・勉強会で学んだことをレポートにして全員が閲覧することにより栄養科の知識向上につながったと思います。今後はレポートだけでなく研究発表会などを行い、より効果的に科のスタッフのレベルアップに努めていこうと検討しております。
また、平成13年度の講習・勉強会の出席回数から、平成14年度は1人あたり2回/年を目標にしていきたいと思います。

                                                以上
<<栄養相談件数の推移>>

◆平成12年度
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
入院 5 7 7 11 6 5 3 3 4 6 3 4
外来 5 4 6 4 7 5 2 2 5 3 6 4
10 11 13 15 13 10 5 5 9 9 9 8

◆平成13年度
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
入院 3 6 5 2 8 1 6 34 31 15 1 6
外来 5 4 8 6 5 4 7 6 11 14 15 15
8 10 13 8 13 5 13 40 42 29 16 21



<平成13年度 栄養科 講習・勉強会報告記録>

日付 内容 参加数
6月6日
 給食施設従事者研修会
 食品衛生講座・五訂日本食品標準成分表
1名
6月15日
 院内勉強会
 腸管出血大腸菌(O−157等)について
2名
6月16日
 神奈川県栄養士会 ブロック別勉強会
 ごみ・リサイクル問題について
1名
6月19日  病院見学 1名
7月10日  病院見学 2名
9月8日
 院内勉強会
 呼吸器リハビリテーション講演会 第1回
2名
9月11日  集団給食の役割と健康つくり 1名
9月14日
 院内勉強会
 呼吸器リハビリテーション講演会 第3回
2名
9月27日
 院内勉強会
 感染対策
3名
10月30日
 院内勉強会
 感染対策
3名

参加講習回数10件
のべ参加人数18名
平均件数  10件÷1年(12ヶ月)=0.8件/年
平均参加数 18名÷1年(12ヶ月)=1.5名/年
 
◆ 保育園
 佐々木 幸美
1. 災害時の防災体制の整備
毎月の避難訓練も定着し、交替勤務でも全員が一通り経験し、分担役割もスムーズにこなせるようになってきた。年度途中で年間計画(避難訓練)の様式を見直した事で訓練の目的、ねらいが明確になり、その結果訓練内容も充実してきたと思う。これも途中から不審者対策の訓練も盛り込む事になったが、この事についてはまだ検討が必要と思われるので、来年度も継続していきたい。
備品については、常時使用可能であるための点検と非常持ち出し袋の中身の入れ替え(衣類、おやつの賞味期限)を見落としがちな事が反省点としてあげられる。

2. 年令別保育の充実
年令が0〜5歳と広いので全体を今迄の3グループから8グループに分けた事で、発達に応じた活動の援助がしやすくなった。途中でカリキュラムを見直した事で、一人ひとり見通しのたつ保育が展開できるようになったと思う。今後更に満足度を高められるよう工夫していきたい。

3. 個々の発達に重点を置いた保育の展開
定例のミーティングと日常の意見交換で、かなり個々への配慮はなされていると思う。更にふみ込んだ個別の対応が必要な場合と、保護者とのコミュニケーションの持ち方を検討していきたい。

4. 学習会・研修会への積極的な参加
13年度は、夜間保育の人数(回数)が増となり、12月の研修に2名出席できただけであった。当園の特徴として他園の長期休みの場合の利用があり、研修会等はその期間に集中する。来年度も継続目標として、達成できる様取り組んでいきたい。

まとめ
当園の特性として看護職員の利用に合わせた保育を行っていかなければならない。故に、年間を通じて園児数が一定ではなく、常に新入園児の受け入れのある事と、夏・冬休みの期間の幼稚園児の受け入れに、神経、労力を費やされる事は負担も大きい。しかし、そのような条件の中である程度の発達を保障しながら、発達に応じた要求を満足させるべく、日々、努力はしています。開園して4年が経過し、基盤が出来た所に、初めての大きな行事(お別れ遠足・卒園式)を経験したことで、若い保育士たちが、自信と更にやる気を持てた事が大きな収穫だったと思う。又、行事費として毎月の使用が可能になり、小規模園の長時間保育にもかかわらず、精神的にゆとりを持てた事に感謝します。14年度も全員やる気一杯です。

                                                以上
 
◆ 通所リハビリセンター
所長 神戸 とみ子
《基本理念》

社会性の拡大とADLの向上をはかり、利用者のQOLを高める。

(1) 利用者がたのしめる場作り
 
・ 作業療法の充実を図り、作品展を年2回設ける。
作業療法では、月毎に担当を決め計画性をもって実施した。
作品展 9月→敬老作品展への参加   ・ペーパークラフト ・エッグアート
3月→通所リハビリセンター作品展の初開催
・ 個人作品の展示(年間を通じて本人及び家族の了解を得たもの)
・ 団体作品の展示(四季の壁画→全員で創作)
3月の作品展は初の試みながら反応は非常によかった。発表の場を広げて行きたい。
 
・ 誕生会を開き、カード・歌で祝う。
企画の大変さもあったが、利用者の喜びの姿に次年度も実施することを決定する。

(2) 利用者が安心できる場作り
 
・ 重症者の増加に伴う、休憩場所の確保
車イス利用者の増加→8〜10名/日おり、体力不足の方には昼休みに横になって休んでもらえるように計らう。ソファー3、簡易ベッド3で対応している。
 
・ 他部門との連携を深め、より良いサービスの提供
栄養科→第2火曜日に実施。リハビリ科→第1火曜日(14年度から実施)
 
・ 緊急時の対応・事故防止への取り組みの強化
平成13年5月から障害保険の加入 事故発生時のマニュアル作成 送迎車内での急変時のマニュアルと携帯電話の設置の実施。

(3) 受け入れ体制を整備し、家族の理解と信頼を築く
 
・ 職員研修・勉強会の開催(1回/2ヶ月)→資料別紙添付
職員の定年退職が2名あり、新規採用が7月、8月に1名ずつあったが研修計画には乗せられなかった。14年度の計画に入れる。院内勉強会へは積極的に参加している。
 
・ 通所リハビリテーション記録書を通して、家族との理解を深めて行く(1回/1ヶ月)
記録書の作成が進まず、ノートでのコミュニケーションが多くなっている。次年度には全員と交換ノートを実施して家族との信頼関係を深めて行くつもりである。

13年度を振り返って
利用者の延べ人数を600名/月と予測していたが、最終的には591名/月に終わってしまった。その理由として以下の点が上げられる。
・ ショートステイ利用者の増加。
・ 重症者の増加に伴い、入院および死亡者の増加。
・ 入浴サービスが少ないため、他施設との併設利用の増加。

《今後の展望》
・ 居宅支援事業所との連携を密にして、利用者を確保して行く。
・ 各種研修に参加し、職員の意識を高めて行く。
・ 作業療法においても、新しいアイデアを出し、マンネリ化を防ぐ。
・ 佐々木病院通所リハビリセンターとしての独自性を打ち出す。

以上の事を踏まえて、決められた枠内で、いかに調整がとれるかが今後の課題である。

                                                以上
 
◆ 鶴見北訪問看護ステーション・鶴見北指定居宅介護支援事業所      
所長 後藤 則子
「適切な訪問看護サービスの提供」を基本理念とし、
  1. 訪問看護及び事業所の質の向上
  2. 事業所内の業務整理
  3. 実践的な各種マニュアルの作成
  4. 計画的な人材確保
    を具体的な事業計画とした。

1.訪問看護及び事業所の質の向上について
1)各種研修会へ積極的な参加を実践した。
通常看護師1名を訪問看護師養成講習会(H13.10/2〜H14.2/5迄、33日間の研修)に参加させたことで、訪問看護の基本を学び、利用者からのニードの把握、援助の方向性が適切になり、マネージメント技術が向上したと評価する。院内研修の中で「呼吸リハビリ講習会」は、10名参加し、実践的に日々の業務でも行い、14年度もリハビリ科と連携し、技術を習得していきたい。
院内研修会…5件    参加者…18名(のべ数)
院外研修会…19件    参加者25名(のべ数)
13年度研修会参加数…24の研修会、43名(のべ数)
 
2)各事業所との連携を目的に月1回、介護保険会議と週1回、所長会議を実施した。
介護保険会議では、介護保険制度に対する行政からの連絡事項の報告と確認、各事業所の現状報告や問題点を話し合った。
所長会議では「基本理念を実行するための事業運営」をテーマに会議を行った。

3.実践的な各種マニュアルの作成について
事業所マニュアル、胃ろうマニュアル、利用者向けの介護マニュアルを作成した。
14年度は、実践的にマニュアルが利用できるようにする。

4.計画的な人材確保について
新聞折込みによる募集を年間6回実施し、1名、9月に入職。
ナースバンクからの紹介で1名、10月に、計2名の契約職員を確保した。
14年度から同様に定期的に新聞折込みによる募集と、月1回、ナースバンク、人材センター、ハローワークに訪問し、又、職員からの紹介を依頼し、積極的に人材確保を行っていく。

まとめ
13年度の目標数は、1日の訪問件数を30件としたが、実績は、1日24件と目標達成には至らなかった。

積極的な研修会への参加、マニュアル作成、及び各種会議の実施により、基本理念に基ずいた事業運営ができたと評価する。
しかし、目標数が達成できなかったことは、居宅介護支援事業の利用者数が増加すると、訪問看護事業の利用者数が低下するという傾向があり、居宅介護支援事業の人材確保及び業務管理ができなかったことが問題である。14年度は、前年度作成したマニュアルや研修により習得した知識・技術を実践的に業務に反映し、計画的な人材確保を行い、訪問看護事業と居宅介護支援事業のバランスを保ち、運営することを目標とする。

                                                以上
 
◆ 鶴見東訪問看護ステーション
所長 光谷 和子
平成13年度の目標

1. 適切な訪問看護の提供
・利用者に対して適切な訪問看護は、ほぼできていたと思います。
 
2. 年内に指定居宅介護支援事業の設立
・実現できませんでした。スタッフの不足で最低定員を満たせなかったため
 
3. 契約書(介護保険利用者)の充実
       (利用者:月80名、訪問:1日25件)
・契約書に関しては100%達成できました。収入に対しても 5月には目標達成しましが、その後スタッフ不足のため利用者を減らさざるえなくなりました。
 
4. 運営を円滑にするための速やかな求人
・ スタッフの友人に声かけ、新聞折り込み、雑誌、ナースバンク等で求人を出し2名を業務委託スタッフとしましたが、利用者数に対し現実にはスタッフ数は足りませんでした。
 
5. 各関連部所と連携をとりながらのスムーズな対応
・ほぼスムーズな対応はできていたと思います。
 
6. 看護の質の向上及び事故防止に対してのマニュアル作りと勉強会
・ 事故防止マニュアル作りができましたが余裕がなく院内の勉強会は100%の出席率ではありませんでした。経営的にはまずまずの伸びだと思います。

東 訪問看護ステーションの基本的な考え方

法人の理念(方針)に基づき目標を立てる。
  • 社会の流れを知り正しくたえず新しい情報を入手する。
  • 利用者のニーズにどう答えるか。

1. スタッフの効率のよい使い方
・適材適所 (スタッフ・利用者の分析把握)
・コスト管理
スタッフの教育、計画的な研修会やカンファレンス
・看護の質の向上
・事故防止
・コスト管理(削減)
スタッフの意欲を高める
・喜びの共有化
・知識の磨き合い、分かち合い
・余裕を持つ
スタッフの健康管理(家人を含む)
・幼児、小児を抱えているスタッフがほとんどである。
 
2. 利用者数拡大のためのPR
・ケアマネージャー
・開業医
 
3. スタッフの増員によりスタッフの質の向上、及び余裕が生まれ
 利用者の拡大、事故防止につながる
(方法) 計画的な広告
     ナースバンク、ハローワーク、人材センターに月1回出むく。
 
4. 指定居宅支援事業の設立
・新たな利用者の拡大
・マネージメントにより操作が可能になる。
 
5. 地域の開業医、居宅支援事業所、佐々木病院との連携

平成14年度においては、何よりも利用者より選ばれるステーションを作るため、質の向上に重きをおくことを考えています。
一人一人のスタッフがより質の向上を目指していくことにより利用者数拡大にもつながり又スタッフが余裕をもつことで事故防止にもなると考えます。
地域に信頼される訪問看護ステーションとして日々の看護を大切に前進を考えていきたいと思っています。

                                                以上
 
◆ 鶴見南訪問看護ステーション・鶴見南指定居宅介護支援事業所
所長 熊田 和美
主な経過
 3月1日より、訪問看護ステーションとしての最低人員が確保され、9月までの半年間は、専従事務員が不在であったが、チームワークと連絡を密に取り合うことで乗り切ることが出来た。
 7月より居宅支援事業開業手続きと準備を開始し、要員も確保出来、認可を待って9月1日より開業した。

業務に支障なく研修に参加出来るよう協力しあった。所内でも情報交換とスキルアップ、利用者に適切な看護を提供出来るよう、業務の質の向上を目標に一丸となり、ケースカンファレンスを持ったことで個々のアセスメントを強化することが出来たと思われる。各自の自己研鑽と努力により、年末まで事故なく業務を拡大することができた。

 13年度の目標は3点であったが、第1の利用者個々に、適切な看護サービスを提供することの具体策として、所内でのミーティングを継続出来たことは、各自の向上意欲があったからと判断する。年度末までに、この目標はほぼ達成できたと言える。
 第2の目標は、居宅支援事業が訪問看護利用者確保に繋がったと思われる。新規利用者数を確保するには、要員不足となり到達出来なかった。
 第3の年度内に、居宅支援事業を立ち上げる目標は、県の認可を待って9月に開業。訪問看護利用者のプラン作成からのスタートであったが新規のブラン作成依頼を担当し、年度末までに67件となつた。
限られた人材の中で、業務分担整理し、自己能力を最大に出し切り、14年度の業務拡大に向け協力体制も出来つつある。事業所として本稼働1年余りで、近隣への知名度が浅く、看護要員、居宅支援要員、事務職を増員しながら、目標に近づくことが出来た。今後も人員確保・個々に即したサービス提供と質の向上を目標に努めて行きたい。

                                                以上