平成14年度の各課・科の運営方針の総括を発表します
 平成14年度は電子カルテの導入を行いました。現在まだ完全ではありませんが仕事をしながらの導入であり、毎週の電子カルテ委員会、ソフトの整備、操作訓練等忙しかったと思います。その中で個人の研修に多くの職員が参加できたことは 大変うれしいことでした。今後も職員 病院のレベルアップを図っていきたいと思います。平成14年度の総括を読んで 各科 忙しい中 一定の成果はあげられたのではと考えます。しかしばらつきもあり、よりいっそうの切磋琢磨が必要です。職員とともに頑張りますのでよろしくお願いいたします。
理事長 院長
佐々木 啓吾
◎佐々木病院の評価
◎平成14年度実績報告書に対する感想
 
◆ 平成14年度を振り返って
事務長 名和 良一
14年度は、財務面からみると、かなり厳しい一年でありました。
4月からの、診療報酬のマイナス改定による収入の減少が見え始めていた矢先、病棟で疥癬が発生し、入院患者数もかなり減少してしまいました。
又、10月からの健康保険法改正による老人加入者の負担増の影響もあって、
年間の収入状況は、13年度と比較して大幅減収となりました。
今期各科にお願いをして、経費の削減に病院全体として取り組んできた結果、ガス、水道、電気、電話代で大幅な削減が図れました。
一方、今期6月より始まった電子カルテ導入の経費(人件費の増加も含む)の負担増、定期昇給による人件費コストの増加等と相俟って、当初予算計画内の支出を若干オーバーしてしまいました。
但し、電子カルテは2月より一部稼動し始めたことを考えると、先行投資的意味合いもあり、已むを得ない面もあったかと思われます。
財務体質の強化も目標の一つとして掲げていましたが、上記のように、収入の落ち込みと電子カルテ導入経費増もあり、有利子負債の減少も思った以上にすすみませんでした。

人事・労務管理面では、看護師の定員充足に大変悩んだ一年でした。
5月から6月にかけて、15年度に向けて、看護師の募集のため、訪問活動もしましたが、成果はあげられませんでした
薬剤師も、3名体制が採れたのが9月からで、科長一人という時期もあり、この面でも苦労しました。

福利厚生面では、8月に70名弱の職員に障害共済に加入してもらい、不意の事故に備えることも行いました。
11月には、創立75周年を記念して、韓国旅行も実施しました。
親睦会「親和会」の個人会費の補助を廃止し、会への補助金に改め、より福利厚生の充実を図りました。

新規事業として、老健施設の立ち上げを計画していましたが、何件か候補地の紹介もありましたが、立地や投資金額等、病院の規模に合わず、見送りとなってしまいました。
14年度を振り返ると、色々な面で体制整備と変革を推進してきましたが、計画のうちで出来たものも出来なかったものもあり、自分自身としては、充分満足のいく1年では、ありませんでした。
この1年の経験を糧に、来年度に繋げていこうと思っています。

 
◆ 総務課
課長 高橋 成樹
  1. 物品管理の整備(備品・消耗品ソフトの再検討)
    現在の物品管理ソフトは、問題点が多く充分に活用されていません。物品管理を整備するため、ソフトの入れ替えを念頭に検討しましたが、高額で作業が増え余計に人員がとられることから入れ替えを断念し、現在のソフトを利用し効果をあげることにしました。しかし、利用方法の検討を進めるうちに新たなソフトの提案があり、価格・作業効率とも見込みがありそうなため、来期へ持ち越し検討を進めることになりました。

  2. 各種契約の見直し(契約中止・減額)
    契約一覧を作成することによる契約期間の管理と契約の必要性や金額の再検討・交渉を行ないました。
    《削減額》
    有線放送の解約 72,000、麻酔器保守 16,000、院内消毒 130,000、税理士の契約打ち切り 600,000、駐車場更新料をなくす 312,000、パソコン機器の修理保守 150,000、エレベータ保守 368,568携帯電話をPHSに 102,240、カーテン清掃103,206
                           (計 年間¥1,854,014の削減)
     
  3. 印刷物の整備(パソコン入力による整備)
    院内印刷物は年数が経っている紙原稿のため、字がつぶれているもの、表現が適切でないものもあることから、内容の検証とともにパソコン入力による見やすさと管理の改善を図りました。
    見直し原稿の見きわめや内容の検証に時間がかかることから、印刷物全体の一部が改善されたにすぎませんが、引き続き整備を進めていきます。

  4. 院内整備(フロント周辺をはじめとする案内、インテリア)
    外来の改装にあわせ、フロント周辺の掲示・案内の整備をする予定でしたが、改装が見合わせになったことやデザイナーとの相談でも妙案がでず、全体的な整備は進みませんでした。そのような中で、4階個室のナースコール廊下灯のアートボード機能を持ったものへの取り替え、2階廊下の風景写真の「書」への飾り換え、受付カウンターの「初診」「会計」などの表示の新設など、個々の整備は行ないました

  5. 防犯・防災対策(施錠・喫煙場所の見直し)
    事務棟に不法侵入者があったことから、施錠の場所・時間などを再チェックし、錠の設置と窓格子の取り付けを行ないました。そして、一部の外部電灯を夜間消灯にしました。また、職員に対しては鶴見警察署の協力で「盗難事故の予防」「人的被害の回避」をテーマに防犯対策講演会を実施し、職員の防犯意識の高揚を促しました。
    喫煙は従来の場所を禁止し、喫煙場所を狭小しましたが現状では撤廃は難しい状況です。

  6. 福利厚生の充実(職員医療費、病院旅行、親和会への補助、施設)

    《職員医療費》

    法人が負担する職員医療費は職員によって不公平感があるため、職員本人に限定して法人が負担する規定に変更しました。

    《病院旅行》
     前年度に日本医療機能評価機構の認定を得たこと、今年度は創立75周年であることを鑑み、従来とは異なる海外(ソウル)への職員旅行を実施しました。3班に分かれて行く試みでいろいろな不具合などもでましたが、概ね良い感想を持たれたと思います。

    《親和会への補助》
     古い職員に補助していた親和会費を個人ではなく、親和会への補助に改め不公平感を軽減しました。

    《施設》
    職員からの要望が多い利用施設の拡大に対して、グリーン共済へ加入することで応えました。職員が法人を通してグリーン共済に加入(掛け金は法人が負担)することにより福祉振興財団の施設の利用が可能になり、健康保険組合と合わせ利用できる施設が拡大されました。また、共済加入により医療保障も充実することになりました。

  7. グリーンアップ作戦(地域の人に佐々木病院を知ってもらう)
    来院している人を地図でチェックすることにより、来院していない人の把握とアプローチを目指しました。佃野町からチェックを始めましたが、地図に印す作業は、訂正・変更が難しく労力と時間がかなり取られました。また、アプローチの方法・内容など具体的にならず、手探り状態で終わりました。しかし、今後も佐々木病院をより多くの人に知ってもらうために必要であり、次年度に再チャレンジ致します。

    【コスト削減】
  • ゴミ分別による減量
    ゴミは総重量により金額設定されているので、ダンボールを単独回収し、自ら運送することで重量の低減を考えましたが、ダンボールはゴミ箱としての利用がかなりあり、あまり低減されないことが判明し断念しました。何をどのようにするか模索を続け、第3四半期からの計画であったため、他の計画策定には至りませんでした。

  • コピー、印刷機の適切な共用
    コピー機、新たに購入したプリンタ、印刷機との共用環境を作りました。コピー機の使用枚数を9枚から2枚までに減らす制限をし、3枚から30枚までをプリンタ、31枚以上を印刷機とするコスト効果の高い利用方法に変更しました。低コストなプリンタの利用は約30,000枚に上り、コピー機の使用が大幅に減少しました。

  • 節電/節水対策
    節電は、東芝プラント建設の電気使用状況調査を行ないましたが、すでに節電対策が取られていることもあり効果の高い具体的な提案は得られませんでした。その中で行なった事は、白熱球を蛍光灯に換える(寿命を延ばし、電気料を抑える)、蛍光灯の購入先の変更(従来の価格より40%~70%off)、外部自動販売機の点灯時間を16時~22時に縮小(従来は24時間点灯)などです。
    年間の電気料金は13年度対比で約87万円減少しました。
    節水は、トイレの大便器に自動洗浄装置を取り付け、小便器では自動洗浄の回数を調整する対策を取りました。また、手洗い、浴室には流量感を損なわず吐水流量を抑える装置を取り付けました。
    年間の水道料金は13年度対比で約175万円減少しました。

    全体的には、当初見込んでいた結果にならず充実感を得るには至りませんでした。しかし、個別に達成できたものや、運営方針に掲げた以外の、給与振込み口座の調整による手数料の削減、消耗品の価格見直しによる仕入れ先の変更、銀行口座の変更による経費削減などの改善を行なったことには達成感があり、また、次年度につながる新たな解決方法・新たな問題なども見えてきました。これら得られたものを踏まえ、次年度は法人全体に関わるものの他、あまり進まなかった総務課内の業務についても整備を進め、より効率的な運営を実現していく所存です。
 
◆ フロントサービス課(医事課)
課長 山田 多鶴子
  1. 地域住民が親しみを持てる明るく適切な接遇
     4/1より、当課だけが行っていた「様」呼称を「さん」に変更しました。
    これは、院長先生・事務長からの意見もあり、13年度中の当課でのミーティングで話し合ったものです。
    「様」と呼んで形式にとらわれるより、「さん」と心を込めて優しく呼んだ
    方が、“親しみを持てる”という点で、方針に沿っているのではないかと、
    いうことで決定しました。
    開始するにあたって、3月中旬から院内掲示をするなどして、
    できるだけ患者さんに失礼のないようにしました。
    実際、患者さんからの苦情もなく、逆に「この方がいいわよ」と声を掛けて
    くださる方もあり、一年を経た今、「さん」呼称で定着しています。
     8/19〜31にはアンケートを行うことで患者さんの声を聞き、
    9月には、10月からの70歳以上の患者さんの負担金増についての説明書を作成し、会計時に、該当患者さんに渡しました。
    わからないことには口頭で説明し、いきなり治療費が高くなったと
    患者さんが驚かれないようにしました。
     10月になり、保険証を持参されなかった患者さんは役所へ返金の手続きに行かなければいけなかったのですが、御高齢ということも考慮して、
    できるだけ病院で手続きが済むようにしました。
    これによって事務量は増えましたが、地域の病院としての処理でした。
     15年2/15より、電子カルテ一部稼動に伴って、自動再来機が導入されました。患者さんの受付から会計への流れも変更になることになり、
    1月からリハーサルを何度も行い、スムーズに患者さんをご案内できるように皆で流れを確認しあいました。
    受付カウンターのレイアウトも変更し、患者さんがわかり易いように
    案内板もカウンター上部にとりつけました。 
    再来機には常時課員が案内係としてつき、操作方法を説明しています。
    導入してから2ヶ月が経過し、少しずつ慣れていただいているようですが、
    受付に機械が置いてあることで、冷たい印象を与えないように
    より親切に暖かく患者さんに接するようにしています。

  2. 医事業務の高いレベルでの平均化
     4月に点数改定がありました。史上初の診療報酬自体のマイナス改定で、
    しかも内容も複雑になっており、点数自体が変わるだけでなく
    算定の条件・区分自体が変わっているものもあり、準備にも時間がかかり、
    何度か課内勉強会を開きましたが、日々の会計ですぐには対応しきれない
    部分もありました。 
    基本的には月に一度のペースで課内勉強会を開きましたが、点数改定と
    電子カルテについての話し合いに時間をとられてしまい、前年度のようにテーマを決めての勉強会をすることはできませんでした。

    院外研修

    平成14年
       4月 新入社員セミナー 2名参加
       6月 神奈川県病院協会主催 医事研究会 1名参加
          日本病院会主催 全国医事研究会 1名参加
       9月 神奈川県病院協会主催 医事研究会 2名参加
          神奈川県保険医協会主催 点数改定説明会 2名参加         
       10月 診療情報管理士通信教育 スクーリング基礎課程3名
                            専門課程2名参加
       11月 日本病院会主催 全国医事研究会 1名参加
      
    平成15年
       1月 神奈川県病院協会主催 医事研究会 2名参加
          ICD10コーディング勉強会 1名参加
       3月 診療情報管理士通信教育 スクーリング基礎課程2名 
                            専門課程1名参加
          ICD10コーディング勉強会 1名参加
  3.  電子カルテ導入に先立って、医事コンピューターが9/9より機種変更になりました。 
     レセプトをMOで提出する「レセプト電算」の準備も翌日より開始。
     まず全患者さんの病名を、厚生労働省マスターに合わせる作業を9月いっぱいかけて行いました。
      その後、マスターの整備などを行い、12月提出分(11月診療分)で、
     確認試験を受け、1月提出分(12月診療分)より、MOだけでの提出と
    なりました。
    この レセプト電算システムは、15年2月の時点での神奈川県での参加医療機関は62とまだ少なく、それへの参加ということは、課員のレベルアップなしでは、できなかったと思います。

  4. 保険証確認方法の見直し 
      7月より、「保険証を月に一回は見せてください」という趣旨のポスターを   数箇所に掲示しました。そのことにより、「見せてください」と以前よりは
     言いやすくなりました。
      12月より、保険証確認の実績を自動再来機に反映させるために,
    端末で 確認した後の操作が増えましたが、自動再来機で、保険証の提示のチェックができるので、15年度は、より確認件数を増やすことができるはずです。
     ただ、仕事場から直接来院など、どうしても持参できない場合もあるので  臨機応変に対応していくことになっています。

  5.   
  6. 健診受診数の増加・健保組合の産業医認定
      市健診・企業健診・・・13年度/14年度
                  +18%
         人間ドッグ・・・   13年度/14年度
                  +32%
       
      検診・ドッグ共、前年度を上回る数字となりました。
      特に、ドッグの増加が大きく、これは健保組合との契約や、またそこから個人的に紹介して頂いたことによるものが原因と考えられます。

      健保組合の産業医認定については、平成15年度での契約に向けて 
    1件の組合と、具体的な話し合いを持ちました。

  7.  
    15年5月には、契約の予定です。
     
  8. 各科との連携の強化
     電子カルテの準備、PSG入院開始、放射線デジタル化、治験開始、
    酸素・リハビリ請求方法の変更、医事コンの機種変更、診療報酬点数改定・介護保険点数改定などでは、随時各科との話し合いをもち、よりよく連携できるよう対策を練りました。
     また、支払い困難な患者さんの件でMSWに協力を仰ぎました。
  9. まとめ
     レセプト電算・自動再来機など、電子カルテ導入に伴う準備に追われた
    一年でした。
    電子カルテ導入が決まったのが14年度に入ってからだった為、運営方針
    に入っていませんが、準備を勧めること自体が一つ一つの目標を達成
    する事となったと思います。
    特に医事コンピューターが、HOPE SX−Pという機種に変更 になり、
    レセプト電算をできるようになったことが大きな収穫でした。
    準備は確かに大変なものでしたが、レセプト提出に関わる時間が、
    1〜1.5日の短縮になり、レセプト業務だけに追われていた月初めにも、
    他の業務ができるようになり、患者さんにも余裕を持って接することが
    できるようになりました。
    健診受診数も増加し、皆忙しい日々を過ごしましたが、実り多い一年
    となりました。
    15年度も力を合わせて、目標を達成できるようにがんばります。

 
◆ 看護部
看護部長 光谷 和子
外来


外来では毎週1回のミーティングをスタッフ全員での情報の共有の場として生かし、
生じた問題や、業務に対しての意見の交換、問題解決を図っています。また定期的に学習会も開催し看護技術の共通の手技理解をもてるようにと運営しています。
外部の勉強会へは時間が合わず出席することができませんでしたが、その分休憩時間や時間外での院内学習会への参加は積極的に行われていました。
外来部門は知識、技術だけでなくコミュニケーションスキルのマスターへも力を入れていきたいと考えています。

手術室においては人材の入れ代わりが激しい中、年度末には3人体制が現実化し、現在は技術の統一化を図っている状況です。手術件数が飛躍的に伸びているため手術室の運営においてはこれからも充実させていく方向で考えています。


3階看護部

  1. スタッフ個々の高揚があったからこそ人員不足の状況の中でも努力し続ける事が出来ました。
    少ない人数の中でも常に中心には患者様の立場を置き、優しさを忘れず良い看護の提供を行えたことは病棟スタッフ全員にも大きな力となったと思います。
    委員会もなかなか時間が合わず行えない中、褥瘡委員会では充分な活動の成果をあげる事ができました。

  2. 研修、勉強会では人員不足の影響により、参加させることは出来ませんでしたが、スタッフの意欲が低下することはありませんでした。
    スタッフの啓発力に賛同できなかった状況においては計画的活動をしなかったことが原因と認識しています。

  3. 4人夜勤は実施にいたりませんでした。
    しかしながら病院の協力もあり看護師2名、助手1名または看護師3名で夜勤ができる体制が出来上がり、夜勤の危機も回避することができました。

  4. 病床利用率は1年平均67.6%になっており17.4%も及びませんでした。
4階看護部

  1. 1) 現在行なわれているカンファレンスはリハビリ領域とDr.カンファレンスのみであるが、患者の状況把握や治療方針を得る機会として有意義に利用できている。

    2)

    個々がかかえる様々な悩みや問題を傾聴し、事故や問題については常にスタッフみんなで解決策を模索し、問題の共有化をはかっていくことができた。

  2. 危機的な人材不足の中、業務遂行のためリハビリ・レントゲン室・看護部からの全面的なバックアップをいただき、毎日の業務を運営していくことができました。


  3. 1) 間接看護の充実
    看護計画の充実をはかり、個々の環境に合わせた看護ケアを提供できるよう努力はしたが、人材不足のなかでの業務遂行は困難の極みでした。個別性を出しての計画はできなかったのが現状です。
    2) 内外の研修への積極的な参加
    実質的な教育委員会の活動も含め、研修の参加は難しい状況でした。個々の意欲は低下することがないため、今後につなげていきたいと考えている。
    3) 人を育てる職場つくり
    中途採用者のフォロー教育は充分な形で行なえたようです。中途採用者の在職人数も増え、戦力として活躍してもらっています。しかし、新人教育においては充分な指導を行なえる環境は整えられませんでした。今後は、当院でも新人を積極的に採用していきたいと考えていますので、充実したフォローアップ体制を作っていきたいと思っています。

  4. 病床稼働率 平均80%
 
◆ 放射線科
科長 山本 俊
  1. 検査事故の未然防止
    高齢化に伴い、患者さんの年齢も年々高くなっています。当院の患者さんも高齢の方が多くなっています。そのなかで、患者さんの転倒、撮影台からの転落などが考えられ、技師が一番神経をつかうところとなっています。そこで、患者さんに検査、撮影の説明をしながらコミュニケーションをとることにしました。また、確認事項として撮影部位、条件、フィルムサイズなどに気をくばり、NGを出さぬよう努めました。FCRが導入されたことで、撮影後は明室で処理できるようになり、転倒、転落などの事故はありませんでした。

  2. デジタル化に伴う連携
    フロントサービス課の協力により、フィルムサイズ、フィルムコード、デジタル加算料などスムーズな請求がおこなわれました。

  3. シックスシグマ
    MR検査画像の向上を図るため、シーケンス(撮影条件)をかえ、医局会での画像説明に利用しました。

  4. CT、MR 各200件
    《CT》 4月 182件  10月 173件
    5月 198件  11月 127件
    6月 201件  12月 132件
    7月 159件  1月 155件
    8月 147件  2月 127件
    9月 142件  3月 157件    

    《MR》 4月 217件  10月 188件
    5月 212件  11月 175件
    6月 219件  12月 146件
    7月 196件  1月 140件
    8月 172件  2月 142件
    9月 176件  3月 180件
    月平均 158 月平均 180

    4月に検査点数の引き下げがあり、入院患者さんの減少が検査件数に影響したと思われます。

    《コスト削減》
      MRメンテナンス料 年間3%(約30万)削減
      CR化による廃液処理料 13年度 51万  14年度 2万6千
 
◆ 生理機能検査科
科長 三河 浩美
  1. 患者さんへのサービス向上
    地域医療を目指す病院として、患者さんとコミュニケーションをもち、検査の説明を十分に行い、不安なく心地よい検査を受けていただける環境作り。
    迅速に検査対応をし、予約時間より早めにお呼びし、待ち時間を減らす。
    当日検査/当日結果に迅速に対応し、正確にデータを提供する。これらのことを基本意識として、科員全員が常に取り組んでいます。

  2. 検査技術、知識の向上と習得
    科内ミーティング、専門施設への研修。種々の講習会、勉強会への参加(月2〜3回)
    などにより、個々の業務への意欲、技術・知識の向上につながり、検査業務も円滑に行えるようになった。しかし、勉強会等に全員が参加することができないので、研修報告、知識の統一化が今後の課題となりました。

  3. 検査のローテーション化を目指す
    検査項目が多種にわたり、それらの検査すべてがすぐに実践できるものではなく、検査の技術と知識の習得に時間を要するため、全員がすべての検査を習得して、全員でローテーションできるよう習得中です。

  4. 健診業務への積極的な参加
    健診業務の検査項目の増加(ABI/PWV動脈硬化の検査・超音波検査・PSG検査等)を推進しましたが、実績にはつながりませんでした。

  5. 内視鏡室の運営
    今年度より、内視鏡室が生理機能検査科の管轄になった為、内視鏡室の技師もミーティングに参加、PSG検査にも加わりコミュニケーションをとっています。
    業務も看護業務と技師業務とを分け業務を円滑に行なえるよう進行中です。

  6. 数値目標
    超音波検査に関し、昨年同様、月件数を腹部エコー350件、心臓エコー130件を数値目標としました。結果として、腹部エコー255件(目標の73%)、心臓エコー108件(目標の83%)という結果でした。目標が達成できなかった理由として、患者数の減少、薬の長期投与の緩和などが考えられると思います。件数的には、対応できる予約枠作りをしているので、来年度につなげていきたいと思います

    まとめ
    平成14年度は医療法の改定に伴い、厳しい医療業界の中、生理機能検査科としては、地域医療を目指す病院の一員として、患者さんから信頼され、質の高い検査室を目指し、業務を遂行してきました。そして、PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)の導入により、検査技術・知識の習得のため、業務終了後の勉強会、機械操作・装着の実技実習等、連日夜遅くまで習得に励みました。
    また、年明けには電子カルテの導入で、四苦八苦したがんばりの1年だったと思います。
 
◆ リハビリテーション科
主任 露木 敦志
  1. 患者さんに、より信頼される科へ
    ・ 挨拶/声かけを行うことでコミュニケーションを充実させ、信頼を高める。
    ・ 表情や返答から患者さんの状態を素早く把握できるように心掛ける。

      リハビリテーションを行っていく上で、患者さんとの信頼関係は重要なことである。という考え方から、当科では基本理念として常に頭においている事項である。
     この一年大きな事故・患者さんからの苦情もなく運営できたことは、この考えをスタッフ全員が統一できた結果だと思われる。順番待ちをしている患者さんに対して、PTが対応できないときは、助手さんが積極的に声かけを行ってくれていた。そのためPTの仕事を円滑に行えることとなっていた。

  2. 関係部所との連携を強化する
     病棟看護師に対して、リハビリテーションカンファレンスを通じて、患者さんの状態を的確に伝えられるようにするため、解かりやすい情報を提供できるように心掛けてきた。
     5月より2ヶ月に1回、通所リハビリセンターとのカンファレンスを実施した。これにより、通所リハセンター利用者のバック・グラウンドをつかみやすくなり、利用者・家族がどのようなことを望んでいるかを理解することができるようになった。また、リハビリサイドからも、患者さんに対する注意点を伝えることで、通所リハセンター内での移動時等における介助法を理解してもらえていると考えている。
     8月より栗原PTが北ステーション所属となった。そのため訪問看護ステーションともPT同士のつながりができたため、病院から在宅、またはその逆といった流れに対し、リハビリにおける情報の伝達ができるようになった。これにより退院後の患者さんの生活を考えたリハビリが早期から理解できるようになった。また訪問看護師がリハビリを行う際の指導を栗原PTから適切に伝達できるようになった。

  3. 各部門での業務充実
    PT:地域リハの中にスポーツ・呼吸リハなどの専門性を生かしていく
    OT:院内/地域に対して当院でのOTの方向性/可能性を探る
    訪問:入院から在宅への流れの確立

    PT業務…地域の患者さんのリハビリに対する考え方が、まだまだマッサージ感覚が残っているため、運動療法の重要性を説明し、効果的な筋トレ等の運動を積極的に取り入れていった。受け入れが可能な患者さんとそうでない患者さんがいたが、リハビリサイドでの考え方は伝えることはできたと思われる。
    OT業務…13年1月からOTを開設したが、当初Dr.サイドでもOT処方の出し方が充分に理解してもらうことができずにアピールは続けていた。しかし依頼に対して対応できないケースや困難なケースもあり、患者層をふまえつつ考えてきた。その結果OTサイドで処方に対して介入方法を検討し、訓練を行っている状態が続いていた。
     訪問…上半期は入院から在宅への流れを統括するための人材が確立されないことで、十分な流れを?めないでいた。8月から栗原PTがステーション所属となったことで、PT間の連絡は取れるようにはなってきたが、まだ十分な流れの確立はできていない。これは訪問PTの人材の不足や、窓口となる人材の不在が上げられる。15年度の課題として残った状態である。

  4. レベルアップ
    院内勉強会…月1〜2回
    院外研修参加…1名 年1回以上

      院内勉強会は、武田Dr.の協力のもと呼吸療法についてを中心として定期的な勉強会を開催できた。そのおかげをもちまして、露木が3学会合同呼吸療法認定士に合格することができました。また整形外科分野に関しても、前十字靭帯再建後のリハビリプロトコールを作成し、早期スポーツ復帰を目指す患者さんに対して、スタッフ全員が同様の理解のもとリハビリ指導ができるようになった。
     院外研修にも決して多いとは言えないが、月1〜2回平均で参加させていただいた。日常業務を考えると妥当な参加回数ではないかとも思われるが、15年度に向けてさらに参加できるようなバックアップ体制をとって行きたい。

  5. 数値目標
    院内:2500人/月     訪問:140件/月

      院内目標に関しては夏に向かって件数が伸び、目標に近づいてきたが、最高が9月の2447人となったが、11月以降では2000人/月を下回る結果となった。これは老人の会計時の自己負担が増加したことが原因の一つと考えられる。一年を通しての平均は約2150人/月であった。
     訪問件数に関しては順調な伸びを見せているが、目標人数に達することはなかった。8月からは訪問PTがステーション所属の一人で出ていたため、人数増加に困難が生じた。しかしその中で常に100件以上をキープしていた。

  6. H14年度医療法改正に伴うリハビリ業務の見直し
     今回の改正によりリハビリでの収入状況は単位による上限の設定、月のリハ試行回数以上の滅減などがかかってきたため、かなり厳しいいものとなった。当院リハ科においても他院同様と思われるが、13年度と比較すると右下がりの結果となった。
    また、早期加算算定のための、実施計画表の作成も義務付けられ、各Dr.においても多大な協力を得ることとなり感謝しています。
     この1年で得たデータをもう一度分析し、15年度における対処策を検討していきたい。


    コスト削減

    保湿剤の使用量の見直し

    バイブラバス(過流浴)に入れているエモリカの使用を、13年度は3〜4本/月使用していたが、14年度は1〜2本/月に押さえることができた。これは1回に使用する量を調節し、水量に見合った分量を使用するように心掛けた結果である。

 
◆ 薬剤科
科長 榎本 すみ江
平成14年度は、佐々木病院では初めての臨床治験を行いました。
平成14年3月18日に治験審査委員会を発足し、「新規ステロイドの定量噴霧式吸入製剤BTR-15のBDP対照比較試験」を行うことを決定致しました。
薬剤科では治験薬の管理と書類の管理、併用薬、禁止薬等のチェックを行いました。
治験コーディネーターの方が全体を管理していて、患者様の経過がわかりにくかった為、口頭だけではなく定期的に文書での報告が来れば良かったと思います。
また、予約の連絡方法がまちまちでわかりづらかった為、今後、院内webの掲示板やメールを利用する方法を考えた方が良いかと思われます。
全体の感想としては、治験薬を初めて扱った為、治験のシステムの大まかな流れを知ることができたので良かったと思われます。

次に、第3種向精神薬の管理の徹底ですが、救急室の管理を見直し、帳簿に書くことにより良好に管理できるようになりました。
薬剤科内の向精神薬に関しては、鍵のかかる保管庫の問題等もあり、今年度は特に行いませんでした。

薬剤科勉強会は、人員不足の為7月に開催できなかった他は、2ヶ月に1回行ってきました。
製薬企業の学術担当の方を講師に招き、最新の話題などを聞くことができました。
これは有意義だった為、来年度も続けて行くこととなりました。

薬剤管理指導件数は月350件を目標としましたが、月平均292件となり目標には届きませんでした。
これは入院患者数の減少によるものと思われます。

経費節減は、今年度は消毒薬の見直しを行いました。
薬価改正が4月にあった為、納入価がなかなか決まらず、11月に入ってやっと4品目程銘柄の見直しを行い、月約5万円の節減となりました。
この経費節減は金額的にも大きいものとなりました。

今年度は治験の他にも電子カルテの導入もあり、新しい知識の習得が出来ました。
来年度も引き続き電子カルテの効果的な活用を考えて業務を進めていきたいと思います

 
◆ 栄養科
 主任 岩田 博美
平成14年度栄養科では以下の3点について取り組んできました。全体では来年度に繋がる地盤を作ることが出来たと思います。
 1 栄養相談の充実
 2 給食管理ソフトの導入
 3 調理技術、及び科内レベルアップ
1 栄養相談の充実
昨年度より取組んできました栄養相談に関して流れを以下のように変更しました。

予約・・・(変更前)入院、外来ともに栄養科へ予約を入れてもらっていました。
      (変更後)入院、外来ともに外来にて予約を取るようにしました。

時間・・・(変更前)患者さんの都合に合わせた時間で予約を取っていました。
      (変更後)時間の枠を設定しました。(各45分づつ)
          <午前> 10時、10時45分、11時半
          <午後>1時45分、2時半、3時15分、16時、16時半

※ 遅刻した患者さんに対しては、予約が入っている場合には少々お待ちいただき
行うという形に統一しました。

予約表・・・ (変更前) 入院は電話で予約が取れた地点で、予約表とDr、Nsに指導内容を伝える用紙が栄養科へ届けられ、外来は前日の夕方に予約表が届けられていました。

(変更後) 外来で予約を取ることとなったため、前日に事前アンケートとともに栄養科へ届けてもらえるようになりました。

当日・・・ (変更前) 患者さんはフロントサービス課にて受付をし、内科にてカルテをもらい、栄養相談室にて相談を受けるという流れでした。

(変更後) 患者さんはフロントサービスで受付をした後、そのまま栄養相談室へ向かい、栄養相談室にて相談を受けられるようになった。カルテは栄養士が朝フロントサービス課へとりに行くため、事前にカルテの把握が出来、指導がスムーズに行えるようになりました。

※ 相談室の前にはマンデー委員会からの提案により、次の栄養相談の時間を表示し患者さんの待ち時間の不安を少々取り除くことが出来ました。以上のような変更により患者さんの当日の無駄な待ち時間がなくなり、予約も入れやすくなり、当日の予約なども入れやすくなりました。平成14年度の相談件数については下記の通りです。

入院
  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
13年 3 6 5 2 8 1 6 34 31 15 1 6 118
14年 29 17 17 17 22 11 12 14 9 7 9 11 175
外来
  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
13年 5 4 8 6 5 4 7 6 11 14 15 15 100
14年 30 70 76 91 84 60 84 56 74 59 55 60 799

 
2 給食管理ソフト導入
平成13年度より予定をしていました給食管理ソフトの導入でしたが、本年度ようやく納品までたどり着くことが出来ました。
他の病院のソフトや展示会にも足を運び、又何件かのソフト会社さんにデモンストレーションを依頼致しまして今回にいたりました。今後はソフト会社さんより操作指導を受けながら軌道に乗せ、今まで手計算で行っていた書類などの簡易化、献立などももう少し種類が増やせればと思います。
 
3 調理技術のレベルアップ
平成14年度は、全員の調理また意識のレベルアップに重点をおいてきました。今まで表の講習会には余り出席しませんでしたが、それでは世間での情報が全く得られず、いつまでも前に進むことが出来ないと考え、積極的に外部の講習会へ参加するようにしました。報告もいままでレポートのみの報告でしたが、科内にて勉強会の時間を設け講習会内容の報告会を行うようにしました。報告会を行うことにより参加した本人も自分で説明することで再確認が出来、また他のメンバーもその情報を得ることが出来、現在良い効果が出ていると思われます。

毎年4回入院患者さんを対象に嗜好調査を行っておりますが、今年度特別食をお召し上がりになっていらっしゃった患者さんより「いつも同じものが出ている」という指摘を受けました。脂肪制限、食物制限の多い患者さんにはどうしても同じものになりがちなところがあり、その指摘後患者さんの献立について話し合いの場を設けるようにしました。(月1回献立会議)

来年度は、14年度同様積極的に講習会に参加するとともに、自分たちが勉強したいことを外部の方にお願いをして、勉強会を行うというような企画も思案しています。

 
◆ 保育園
 佐々木 幸美
1. 災害時対策の強化
年間の計画に基づき、火災・地震・不審者侵入時の避難訓練が実施できた。
毎月の訓練が定着してきているので、非難時の役割分担や声かけもスムーズになっており、子供たちも回を重ねる毎に、慌てずに行動できるようになっている。
課題であった避難袋の定期点検(おやつの賞味期限、衣類の季節分け等)も確実に
できている。
また、0〜1歳児については、おぶいひもの検討をし、さらし一本ひものおぶい方も全員がマスターできた。
鶴見署のアドバイスを受けるなど、対策としてはかなり万全と思えるが、不審者についてはまだまだ未知の部分が多く、引継ぎ対策を講じると共に日常の心がけが必要と思われる。

2. 保育における安全の徹底
室内については、チェックリストを活用して、受け入れ前と降園後の点検を習慣付けたことで、事故もなく、安全に対する個々の意識も高まってきている。
園外については、園庭ではないので(公園、神社の境内等)、定期的なチェックは難しく、記録漏れが生じてしまうので引き続き検討していきたい。

3. 学習会、研修会への積極的な参加と自己研鑚
人員(有資格者)が充足しており、遠方以外は常勤全員が研修会に参加できた。
また、部署内でそれぞれの研修内容を発表したことで、全員で確認、共有できた。
今年度の研修会で各自の重点課題明確になったと思うので、次年度に取り組みとしたい。

まとめ
今年度は10時間保育、土、日曜も対応できる有資格のスタッフが充足したことで、研修会にも延べ人数で8名という昨年度の4倍もの出席につながり、しいては保育内容も充実させる要因になったと思う。
スタッフのやる気が業務(保育)に反映され、そのことがまた、子供たちにいい影響を及ぼすという良い意味で、歯車がうまく噛み合い、相乗効果となっているようなのでこれを来年度も持続できるようにしていきたい。
また、15年度には横浜市認定を取得し、移転という大きな目標に向かって、スタッフ一丸となっての取り組みが重要であると思われる。

                                                以上
 
◆ 通所リハビリセンター
所長 神戸 とみ子
◎目標  利用者の社会復帰への一助となり、生活者としての自立への援助

1)1日の利用者数25名
  今年度より2単位制とし10名と15名で運営する。
  • 1日の利用者数→平均21名  84%の達成率であった。
    上記の結果は、ショートステイを利用する人が増えたことと要介護度の高い人が多くなり、人数を増やせなかった事があげられる。
2)利用者が楽しめる場づくり
 1: 外出の機会が少ない利用者に季節の行事を通して楽しんでもらう。
  • 5月
鯉のぼりを作り柏餅で祝う。
  • 7月
七夕祭り(短冊や飾りを作り竹に吊るす)
  • 8月
夏祭り(元気な方は浴衣を着て盆踊りを楽しみスイカ割を行った)
  • 9月
月よりOTとして鶴見のマークをエッグアートで仕上げ、敬老作品展に出品する。(於 佐々木病院ホール)
  • 12月
クリスマス会(ツリーを作り、合唱や職員の寸劇を楽しむ)
  • 2月
鬼の面を作り、豆まきを行う。
  • 3月
ひな祭り(お雛様を作り、白酒や雛あられで楽しむ)
既製品を提供するのでなく、利用者自身の手作りで作品を作り、それを利用して会を催すのでより楽しんでもらえると思う。しかし、年を追うごとに自分でできない人が多くなってきておりOTの企画、準備に時間がかかる様になってきている。
 2: サービスの向上
  • 入浴サービス 自宅で入浴できない人は優先的に実施。
  • 口腔ケアー  義歯の洗浄
  • 高齢者にあった食事の提供  栄養科と協力(むせやすい人にはトロメリンの使用、水分補給にアクアジュレハンデオイル採用)
  • 休憩場所   ベッド1台増床
3)緊急時の対応・災害時の対応
 1: 車内緊急時のマニュアルを各車に配布。携帯電話の設置。
 2: 避難訓練を9月・3月に実施。消火器の設置。防災責任者を置き、非難出口・通路の整備。非常ベルの確認。
4)職員のレベルアップ
 1: 研修の参加 院外→6名
        院内→全員
  職員の研修への意欲は非常に高い。今年度は痴呆症への対応、リハビリテー
  ション、レクリエーション、排泄等について学んできたので、次年度は口腔ケアー
  について、学んで行きたいと思う。
 2: 人員確保  看護師・ヘルパーも欠員を出さずに来れたが、今後もより良質な
  ケアーを目指し人員確保を進めていく予定である。

 
◆ 鶴見北訪問看護ステーション・鶴見北指定居宅介護支援事業所      
所長 後藤 則子
「適切な看護の提供」、「適性なケアマネージャー業務の確立」を基本理念とし、

1:計画的な人材確保
2:計画的な研修会の参加
3:社員がイキイキと やりがいをもって働ける職場づくり
4:佐々木病院との連携
5:利用者の確保と拡大
を具体的な運営方針とした。

1: 計画的な人材確保について
 
  • 4月〜11月迄、毎月人材センター、ハローワーク、ナースセンターへ訪問した。
  • 4月,7月、9月、12月に新聞折込、インターネットによる募集を実施。
  • 9月に 神奈川県看護協会主催の、合同就職相談会に参加した。
  <結果>
  • 6月に1名 訪問看護師を採用。
  • 3月に1名 常勤ケアマネージャーを採用。

2: 計画的な研修会の参加について
所内に理学療法士がいる事で、リハビリの研修が 院内外でそれぞれ年4回づつ計8回実施、参加でき、看護師のリハビリ技術が向上したと評価している。
日々の業務でも積極的に、筋力訓練、呼吸リハビリができている。
  院内研修会 …  9件   参加者 … 58名(のべ数)
院外研修会 … 22件   参加者 … 35名(のべ数)
14年度研修会参加数  …  31の研修会、93名(のべ数

3: 社員がイキイキとやりがいをもって働ける職場づくり、について
 
  • 毎朝、10分程度のミーティングを行い、1日のスケジュール確認、及び情報の共有の場とした。
  • 月1回の所内カンファレンスの実施
    14年度の総括、15年度の運営方針、介護報酬の改定について等々、情報の共有及び知識の向上と統一を目的として、実施してきた。

4: 佐々木病院との連携について
 
  • 月1回、ケースワーカーとの退院調整カンファレンスの実施
  • 週1回、所長会議を実施
  • 月1回、介護保険会議を実施

5: 利用者の確保と拡大について
 
  • 9月より、常勤理学療法士を配属し、訪問看護ステーションからの訪問リハビ
    リを実施した。利用者のニーズにリハビリテーションが多くあり、利用者の確保につながった。今後、理学療法士を増員し、さらに利用者の確保、拡大を行っていきたい。
≪まとめ≫
 前年度から掲げている北ステーションの基本理念は、「適切な看護の提供」で、前年度に作成したマニュアルを活用しつつ、研修会にも積極的に多くの職員が参加できた。次年度は、看護師、理学療法士、ケアマネージャーの高レベルの水準で、質を統一していきたい。
 やりがいのある職場づくりとして、カンファレンスを月1回実施してきた。
カンファレンスの運営を 常勤看護師、理学療法士が次年度は行い、ケースカンファレンス、症例検討等を計画し、職員の学習意欲の向上につなげたい。又、第3者による評価を受け、事業所の質を客観的に評価、見直ししていきたいと考えている。
 看護婦の人材確保については、思う様にいかず、しかし契約職員の契約形態を変更した事で、訪問件数の増加、必要な時に必要なだけ、看護サービスが提供できるという戦力アップにつながった。
 居宅支援事業は、ケアマネ常勤が1名入職し、4月からの介護報酬改定にむけての準備、3月より新コンピューターを導入したので、操作方法のマスターや、データ入力に時間を費した。業務が整い次第、より良いケアマネージメント業務、利用者の増加につながると考えている。
                                            〜 以上 〜
 
◆ 鶴見東訪問看護ステーション
所長 光谷 和子
平成14年度総括

 平成14年度は看護師の産休と転居で3名抜けスタッフ不足、又利用者もターミナルや入院によって数回の利用でとじる状況が続きました。数回の利用では、アナムネ・看護計画・看護報告書が後追いで書面上の仕事が残るだけでスタッフとしてもつらい仕事です。利用者はとても変動が大きい状態です。いつもキツキツで余裕のない状況の中、一人一人のスタッフは大きな事故もなくステーションを支えていてくれたと思います。看護師の質の向上と信頼関係があれば、利用者の拡大にもつながると考えています。地域より選ばれるステーション、居宅支援事業者になりますよう、ますます日々の看護を大切に前進をと考え、平成15年度につなぎたいと思います。
 
◆ 鶴見南訪問看護ステーション・鶴見南指定居宅介護支援事業所
所長 熊田 和美

平成14年度総括

14年度の目標は3点であったが、第1の利用者個々に適切な看護サービスを提供できるよう、所内でのショートミーティングを継続できたことは、各自の向上意欲があったからと判断する。経験年数が浅いため、訪問看護師研修に参加できるよう協力しあい、全員が研修を終えスキルアップできたと思われる。
第2の目標は、効果的な業務整理を心がけることであったが、居宅支援事業・訪問看護利用者の増加により業務量が増えたが、各自の役割分担をより明確にすることに努力し、重複することなく、整理できたと思われる。
第3の数値目標については、自己能力を最大に出しきり、事業所として近隣への知名度も確保されつつあり、年度内に人員の交代もあったが、12月にはほぼ目標数値に到達することができた。
今後は人員確保・個々に即したサービス提供と質の向上を目標としていきたい。


◆ クリーンサービス
主任 国吉千恵子

平成14年度総括

目標「和」と「助け合い」
毎月1回全員参加のミーティングで業務内容を再検討する。
1:業務の見直し       2:用具の見直し

4月 事前連絡しているにも拘わらず失念したり、ミーティング中の私語等前途多難 な出発でした。
(勤務曜日が別れているので2回に分けて行なう)

5月
  • 年中行事の一環として行なっているガラス清掃について
  • 人員配置について不満が出たので男子職員全員配置する。
6月
  • 今月より休日の人にも出席してもらい1回で済ませる
  • 2:について担当者は書き出す。
7月 病院より業務分担の指示がある。
  • 郵便物について
    今まで運んでいた郵便物は取りに来てくれるので大きさ、重さの仕分けをする。(14:00より総務で)
  • 車の清掃及び点検について
    1台ずつ担当者を配置した
  • 休暇に伴う臨時対応
    清掃担当者が交代で休暇を取る為、早出等全員協力し対応した。
  • 6月の2:について
    別表を作成し担当者が管理する。
8月
  • 水害に備えて砂袋の整備を行なう。破損砂袋の交換
    女性職員でも運べる重さにする。
  • 車の清掃について
    担当者は水垢取りを購入してもらう
  • 正面玄関廻りは汚れが目立つので月1回必ず清掃する
  • ユニフォーム貸与について
    入職時の貸与は1着のみとする(助手)
  • 病気入院者の臨時対応(9月4日〜28日)
    全員協力が有り無事終了した。
9月 退職者1名 入職者1名
送迎担当者変更
  • 4F空調 宮腰
  • 下水清掃年 2回
  • 屋上の雨水、排水
  • 植木伐採
10月
  • 照明器具清掃(年中行事)について
    10月9日(水)〜22日(火)予定通り終了
  • 10月より毎日業務予定表に記入する(ドライバー)
11月
  • ガラス清掃(年中行事)について
    11月11日(月)〜26日(火)予定通り終了
    次回より外側にあるマスターキーを前日より用意しておく(借りるのは当日)
    4F個室は担当者の許可を取る
12月
  • 用具見直しの件
    雪かきスコップ × 2=却下
    散水用ホース     =未購入
    蛇口の器具      =未購入
1月
  • 業務予定表の記入は朝必ず記入すること
  • 15時以降のトイレの汚れが多いので勤務時間をずらしたらどうか
    1月14日より16:00まで勤務(女子職員1名)
2月
  • 簡単な仕事は1名で行う
  • リネン室勤務者は必ずゴム手を着用し、清潔、不潔の区別をはっきりし手洗いをまめに行う
3月
  • 栄養科前の駐車について
    毎(土)下水清掃の為ドライバーは送迎前に必ず確認する
  • 昼食時間厳守12:00前に給食しない
  • 栄養科側エレベーター使用について 11:45〜12:00使用禁止
  • 高齢者が多い為か通達に誤解が多い
    必ず確認してから言動、行動するように注意する
  • 病院廻りの園芸について
    屋内観葉植物、屋外プランター、植木鉢、花壇等四季折々の花を育てているが、今年も多忙な時期になったが女子職員3名で行う
    園芸専門書、テレビ、ラジオ等より集めた知識によって、植替え、さし芽等時期を外さないよう心掛けている
平成14年を振り返って
4月より走り出したクリーンサービス号は各駅停車で、時々故障しながらやっと
乗り換え駅まで進んで来た様な気がします。
車体も大分古くなり所々ペンキが取れたり、車輪もすりへり出発進行に時間がかかる事があるかもしれませんが、でもまだまだ・・・
次の目的地に向かって、平成15年度は乗り換え発車します。
秋の社員旅行には一寸下車し、ゆっくり温泉に入り、ご馳走を戴き二次会のカラオケ等が出来ればと職員一同今から期待しています。