平成19年度の各課・科の運営方針の総括を発表します
 
理事長 院長
佐々木 啓吾
 
◆ 平成19年度医療法人社団育成社総括
事務長 名和 良一

19年度は、3項目を運営方針に掲げ、1年間、達成に向け注力してきました。
その結果を総括します。

 1番目の項目の地域医療・介護の充実については、18年度終りにMSWを増員して、医療連携室の強化を図り、4月からの済生会横浜市東部病院との病々連携がスムーズに運ぶ様に、又地域の病院・診療所との連携の強化が出来る様にと準備を進めてきました。
その結果、東部病院との患者の紹介なども含め連携がスムーズに進み、また東部病院の協力も得て泌尿器外来も開始することが出来ました。
4月から横浜市立大学より、眼科医を派遣してもらい、白内障の手術に注力し、手術件数も大幅に増加しました。
地域企業とも健診を通じて、予防医学にも努めました。新規に37社の企業健診の受託がありました。

 2番目の項目の人材の確保・育成については、四病院協同で潜在看護師の発掘に取組み、看護師の採用を推進しました。
チーム医療の充実ということで、NSTも継続して行っておりますが、現状維持にとどまってしまっている点が、反省材料です。
院内勉強会を積極的に行い、職員の育成に努めた結果として、参加者数も増え且つ職員の取組み姿勢にも変化が見られつつあります。
又、カンファレンスも各診療科で定期的に実施され、内容も充実して来ました。

 3番目の項目のITの整備・活用については、介護ソフトの入替を年度を通して計画的に行い、問題なく入替が出来ました。
健診ソフトの更新は、準備を進めましたが、年度内に決定し更新することが出来ませんでした。
電子カルテ更新に向けて、電子カルテ委員会などで検討し、着実に準備を進めている段階であります。
ホームページは、最低月1回以上更新を行い、また院内の情報テレビの活用によって最新の情報を提供するにも努めました。

19年度は、医師・看護師はじめ職員の採用が難しい中で、職員一同一丸となって昨年同様の業績をあげる事が出来ました。
又、10月には創立80周年を迎えましたので、記念行事として、石川副院長の講演会を開催し、成功裡に終えることが出来ました。
20年度は又診療報酬改定、後期高齢者保険制度、特定健診・特定保健指導など新しい制度の開始などありますので、更に気を引き締めて頑張りたいと思います。

 
◆ 総務課
  1. 接遇の向上、電話応対の向上、勉強会参加
    「電話のマナー」本を読んで電話対応の再認識をしました。
    また、電話応対についてフロント・看護部外来と話し合いをもち、救急隊や病院、医師からの取次ぎの確認・整理を行ないました。
    接遇勉強会へは 3 名が 1 度参加しました。

  2. 院内整備、院内環境の整備、掲示物・印刷物の見直し、
    病院パンフレットの改訂

    3 階病棟東側に車いす用トイレ、車いす用洗面台、介助浴室内のシャワーを増設、汚物用便器の自動水洗化、一部病室の照明を追加、院内の和便器を洋式に変更、全館のトイレ(設置できない所は除く)をウォシュレットに変更しました。また、リハビリシャツ・パンツ、タオルの棚を設置しました。
    化学療法の部屋とするため、 4 階の処置室・更衣室を整理(テレビの設置、更衣室の縮小、テーブルセットの設置)しました。 
    面会時間を過ぎても面会者が院内に残っている状況があるため、面会時間終了のアナウンスを再開しました。
    ナースステーション内の配置換え・物品倉庫の整理のため病棟の補助をしました。
    マンモグラフィ撮影のプライバシー確保のためカーテンを設置し、骨密度測定室の空調効率を高めるためカーテンを設置しました。
    院内印刷するものについては、随時見直しを行ないました。「入院連絡票」「レントゲン・CT・MRフィルム袋」の修正を行ないました。
    風除室の掲示板(ホワイトボード)を両面使用してポスター等を簡単に入れ替えられるようにしました。
    1階自動販売機横の掲示方法を変更しました。ポスターの掲示などを画鋲ではなく両面テープで貼ることにより、画鋲による怪我の防止をおこないました。なお、両面テープでは剥がれてしまう場所については、落ちても針が上を向かない画鋲で対応しています。
    病院パンフレットは修正しました。『看護部のパンフレット』を作成するため企画の段階から参画しました。

  3. ITの整備、介護ソフト更新、健診ソフト増設、電子カルテの更新準備
    介護ソフトは、10月に新ソフトと契約し12月より旧ソフトと平行運用を行い、1月より本稼動しました。
    健診ソフトは当初端末の増設を検討しましたが、特定健診や特定保険指導業務に対応したソフトに変更する必要があるため、現在の健診システムの他に他社システムのデモを行い導入するシステムの検討をしました。
    電子カルテの更新については、導入スケジュールを富士通と検討し、現在の上位機種の見積りをしました。

  4. 創立80周年行事
    80 周年記念行事として職員の台湾旅行( 2 泊 3 日)を行ないました。
    石川副院長の 80 周年講演会を(於:ラゾーナ川崎プラザソル)行いました。出席者322名でした。
    病院 80 年の歩みを院内に掲示し、1階廊下には 80 周年記念横断幕を掲示しました。
    80 周年記念の粗品(簡易体温計)を患者さんに配布しました。
    介護保険事業10周年記念式典を行いました。
    80 周年記念敬老作品展を行ないました。


    【まとめ】
    80 周年の行事を無事に行なうことができ何よりでした。準備期間が短い中職員の協力のもと、多数の旅行参加や講演会の列席を得られ、皆様に感謝する次第です。
    院内整備は大がかりなものであったため、患者さんにご不便をおかけすることもありましたが、改装後は使い勝手がよくなったと思います。
    院内環境や電話応対などの改善は少しの進歩だと思います。今後もまだまだある改善の余地を見つけて実行につなげていきます。介護支援ソフトの更新は無事できましたが、健診ソフトの増設をやめて特定健診と保健指導に対応するソフトへの入れ替えを行う予定でしたが、進捗がはかどらず関係各所にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。来年度には無事導入できるように対処していきます。電子カルテの更新については、 費用の問題もありどう更新するかを現在富士通と協議していますので、来年度にはシステムの選定から導入まで無事終了させたいと思います。
 
◆ 看護部
《看護部病棟》
伊藤 美穂子
  1. 地域医療・介護の充実
    1. 医療連携室が 2 人体制となり、活動範囲も拡大、介入患者数の増大に繋げることが出来た。近隣病院への紹介と連携が強化出来るようになった。
    2. 夜間・休日の受け入れに対する体制については一貫性をもって受け入れられるようになった。
    3. 当院介護部門の各ステーションへ移行される患者さん、または既に在宅利用者の物品(医療材料)の払い出しのシステムも整い、介護部門と共通した認識の基に物品の払い出しがされるようになった。今後は衛生材料コストの見直し等を検討していきたい。

  2. 人材確保・育成
    1. 看護師による看護師のための勉強会は今まで以上に充実した内容であった。新人の勉強会・研修は特に力を入れており、一年かけての教育も計画遂行できた。
      また管理者・中堅看護師の研修参加数も増大し、伝達講習等を効果的に活用する事も出来た。
    2. 看護部主催の院内勉強会数延べ26件、院外研修参加人数57人であった。研修の成果を実践に生かせるよう努力していきたい。
    3. 医師の協力を仰ぎ、講義の実現に至った。内容は心電図・救急対応・挿管介助・緩和ケアについて・整形疾患等である。
    4. 安全管理においては看護師より全職員に向けて勉強会を行う事が出来た。
    5. 今年初めて看護部で接遇委員会を立ち上げスタッフの接遇強化に努めてきた。「身だしなみチェック」を二回行い看護師の意識向上に繋げる事が出来た。
    6. 求人についてホームページを活用しているが、内容の更新に着手する事が出来なかった。 20 年度の課題にする。
    7. 今年初めて着手した物の一つに看護部のパンフレット作成があるが、思うように進まず完成する事が出来なかった。 20 年度に持ち越しとなる。
    8. チーム医療としては NST 委員会への参加継続はできているが、スタッフ内にも多少の温度差がある為 20 年度はこれをなくすように努めていきたいと思う。
    9. 外科カンファレンスは実現に至り、特にターミナルの患者さんにおいては内科の医師も交えた充実したカンファレンスを展開することが出来た。

  3. ITの整備・活用
    1. 電子カルテ更新のための整備は看護計画委員会を中心とした準備だけだが、実状に応じたレベルでの進展には繋げられなかった。
    2. ホームページ「看護部の小部屋」の更新においては予定通りに更新できなかった。 20 年度の課題としたい。
《看護部外来》
  1. 地域医療・介護の充実を目指して
    1. 外来患者のサービス向上
        昨年より、待ち時間・待ち人数の掲示、アナウンスを実施してきた。診療時間の目安がわかり、問い合わせも少しずつではあるが減ってきている。診療科の内容や医師の減少により、待ち時間自体は短くすることは難しく、整形外科・泌尿器科では予約制を導入した。両科共、予約枠いっぱいに患者の予約が入っており待たずに診療とはいかないが、以前よりスムーズな診療体制が出来ている。内科診療室の空きを利用し、整形外科、外科の診療を開始した。外科の化学療法の治療を4 F 処置室で行なうことにより、感染面や環境面で配慮でき、専任の看護師の配置も考慮することができた。今後、実施日の調整やマンパワーの補充を考え、全患者を対象に出来るよう努力していきたい。
    2. 外来看護記録の充実
        外科科学療法患者を受け持ち制とし、サマリーを活用し情報用紙の作成をし、クリニカルパスの導入をした。毎週ミーティングでケースカンファを行い看護計画の評価、修正を実施している。外来看護記録は記録方法、内容の勉強会を開き内容の統一化と迅速化を心がけた。前期では、救急患者での使用がほとんどで、全科で使用できる記録の検討を後期に行い使用する患者の選択や基準を作成した。しかし、迅速な記録が出来ていないため、今後、引き続き検討していきたい。
    3. 医療連携室との定期的な情報交換の実施
        入院患者の予定や入院方法などの情報は指定の用紙により各科に提供され、患者の情報把握ができている。外来受診患者の状況を MSW に相談依頼する用紙を作成し、使用を開始した。患者の情報を外来スタッフが共有できるよう今後も改良を加えていきたい。

  2. 人材確保・育成
    1. 外来勉強会の充実、院外研修の参加
        毎月の外来勉強会の実施は救急対応をはじめとして、各科の特徴や検査など担当者が必要とする内容を考え企画できた。患者指導を行いながら、病態や治療方法、薬剤など知識不足な事に気づき、外来からの発信により看護部の勉強会を開催することも出来た。院内勉強会は興味のあるテーマが多く積極的に参加できている。院外研修にはリーダーシップ、継続看護、接遇、これからの外来看護に参加した。研修報告会も外来、看護部、委員会など様々な形で行なえた。
    2. 他院との連携による潜在看護師の発掘
        昨年より3回のカムバックナースを開催した。4病院での会議を通し、取り組みの方法、告知の方法を検討しながら、本年度は7月と3月に開催できた。毎月の開催をと考えていたが、参加人数が少なくプログラム内容を変更しながら、参加者、開催者共により良い方法で実施できたと考える。
    3. チーム医療の充実
       整形手術患者の増加により、入院・手術オリエンテーションでの業務も増え短い時間でわかりやすい説明ができるよう内容の見直しを行なった。手術のオリエンテーションを処置室で行なうことで指導を落ち着いた環境で行なえた。手術に必要な物品など写真にしたり、病棟との話し合いを定期的に行い問題の検討を行なった。
        泌尿器科外来の新設にあたり、医師、検査課、フロントなど他部門との話し合いを持ち診療体制や業務基準の作成を行なった。 眼科の白内章手術について、医師、薬剤科、フロント、病棟と連携を取りクリニカルパスの導入を行った。業務の流れや、当日入院、日帰り手術など様々な状況に対応できるよう現在も検討中である。

  3. ITの活用
    1. 外来ホームページの定期的な更新
        診療待ち時間、待ち人数パネルの紹介。熱中症、インフルエンザワクチン接種、インフルエンザ、花粉症など定期的にタイムリーな更新を心がけた。眼科より白内障手術について継続的に更新、掲載できた。

◆ 放射線科
  1. 業務改善
    作業環境を見直すことにより安全衛生面の向上
    MR室に非磁性体車椅子を購入して頂き、車椅子の患者さんを安全にトランス出来るようになりました。また、サクションなどの購入により安全、衛生面が向上しました。CT室には救急BOXを設置したり、「造影剤使用時に緊急を要する症状とその対応」を作成・掲示、「ヨード造影剤使用同意書」の書式を変更・電子化して読み易くし、副作用発生時の安全性を高めました。MDBOXは足踏み式に変更し、置き場所を変えることで衛生的になりました。下肢全長撮影のデジタル化により、画質の向上や被曝低減、在庫フィルムの削減を行いました。読影後の報告書とフィルムの取り扱いを改善し、スキャナ作業中であっても外来に報告書が届くようにしたり、骨密度室とXP室にカーテンを設置して調光ライトを使用することでプライバシーを守り、患者サービスと安全性を向上しました。その他、暗室・TV室・XP室内の物品配置変更、個人情報への配慮、電離放射線健康診断個人票の改訂なども行いました。

    業務計画の作成と運用
    業務点検管理表を作成し、各種書類を計画的に改訂しました。 科内勉強会の予定や情報TVとホームページの更新、 マンモグラフィー施設認定の必要事項調査 の計画を作成し、計画通り実施しました。また、 装置メンテナンスに合わせて床掃除を計画したり、日程の調整をして、業務の円滑化を図りました。CT・MR・XPのフィルム袋デザインを変更し、在庫が無くなり次第、新しいものを使えるよう計画しています。所属長の退職がありましたが、これに伴う業務の引継ぎに漏れがないよう、数ヶ月前から「年間行事予定」と「業務内容一覧」を作成し、科内全員がその内容を把握して後任者に説明できる体制を整えました。

    その他
    特殊MRI撮影の施設認定取得に伴い、電子カルテのコスト入力項目を変更し、請求漏れの予防に努めました。 5月からMR予約枠を1枠増やし13枠に、12月からは2枠増やし15枠にしました。CT・MRについては「機器トラブルの対応マニュアル」と「メンテナンス・関連業者一覧」を作成したり点検簿を改訂し、故障による検査の遅延がないよう日頃から整備を心掛けました。また、フロントのフィルム整理を効率化する為、フィルム袋作成時に右下にもIDを記入することにしました。骨密度検査については治験の伝票の流れを変更することで待ち時間を短縮したり、治験データの取り扱い・変更方法に関するマニュアルを作成しました。その他、DEXAの検査結果表示法の検討、「MR・CT受付」の案内板、PCのネットワーク化、インシデントレポート事例集、マンモグラフィによるXP検査の遅延対策、胸部CTの表示倍率の統一を行いました。

  2. 地域の連携
    連携医院の読影報告書については電子カルテに保存することとしました。これにより、その患者さんが当院に受診した際に病歴の参照ができるようになりました。特殊MRI撮影の 施設認定は連携医院からの 検査依頼が多い病院だけが取得できるもので、この共同利用率を維持する為、当院オリジナル画像を印刷した案内状とMRのパンフレットを作成し、30施設に送付して今後の利用をお願いしました。また電話による予約の際、取次ぎ方法がスムーズでないとの意見があり、「MR検査予約の件で、内線170を」と伝えてもらうようお願いの一文を付け加えました。

  3. 放射線科のレベルアップ
    月1回の科内勉強会は14回開催しました。内容としては、MRの撮像方法に関するものから在庫管理、患者の急変時における対応と昨年よりも幅広い題材を取り扱うことができました。
    院内 勉強会は20回、延べ人数が52名で、1人当りの平均は10回と積極的に参加しました。

  4. ITの有効活用
    情報テレビ、院内web、ホームページの充実
    情報TVで閉塞性動脈硬化症の紹介やMR検査のススメ、その際、身につけた金属の確認をお願いする内容を載せました。 ホームページ放射線科の小部屋に「よくある質問」と「マンモグラフィ検査」の項目を追加し、検査結果ができあがるまでの期間の説明や検査の流れと検査時のお願いについて載せました。 院内we b やメールも活用しており、科内 確認事項の徹底に努めました。 東芝MRアプリケーションサポートの web サービスに登録しました。こちらは、今後の情報収集に役立てたいと考えています。また、3台のノートPCに共有フォルダを作ることで検査台帳や装置点検簿の改訂が一度で済み、最新版の書類を同時に利用できるようになりました。
 
◆ 生理機能検査室
生理機能検査科 三河 浩美
  1. よりよい検査室を目指して
    1. 科内勉強会は計画通り年16回実施できた。
    2. 研修・勉強会へは、院内 51 件( 212 名)、院外 41 件( 76 名)共に積極的に参加し、知識の習得及び、知識の共有に努められている。
    3. 技師会の精度管理にも参加し、技術向上、知識の取得が得られた。
    4. 内視鏡ファイバーの品質管理は 8 / 24 に行った。

  2. 安全管理
    1. 確認の徹底(患者氏名、検査項目、患者情報)に努めた。
    2. 科内で当院のアクシデント、インシデント、ひやりハットの定義を全員で確認をし、安全管理の認識を再確認した。(レポートの増加と、業務の改善につながっている。) メスキュードの足踏み式への変更
    3. コスト入力漏れの対策を実施した。(電子カルテ保存後に伝票に技師サインの記入、すべての検査に電子カルテ上でオーダーの確認、各パソコンにメモを貼った。)
    4. 健診・ドックのチェックリストに技師のイニシャルを記入。(検査漏れ防止)
    5. 内視鏡で、Drと技師はディスポのガウン、看護師はディスポのエプロン着用。 (感染防止)
    6. 内視鏡ファイバーのメンテナンスを施行した。

  3. 患者サービスの向上
    1. 実施検査の説明を行った。
    2. ホルター心電図、 PSG 検査等テープかぶれによるトラブルの対策を実施した。 (予約票にかぶれの記載と口頭での説明、最もかぶれ難いテープの使用。)
    3. 検査室内は環境整備実施表を作成し、週ごとに当番制にした為、責任をもって行なわれた。
    4. ワックス掛けを随時行った。
    5. 内視鏡室のトイレにペーパータオルを設置した。
    6. 内視鏡検査でのタオル(患者さん持参)から、パット使用へ変更した。
    7. 内視鏡室の掲示物を更新し、環境整備に努めた。
    8. 棚を造設した。(作業効率がアップし、整理整頓できた。)
    9. 患者さんの導線をスムーズにする為に、レイアウトの変更や、スリッパを用意した。

  4. ITの活用
    1. ホームページ及び情報テレビの更新をした。(心臓エコー・頚動脈・鼠径動脈エコー・PSG検査)
    2. 委員会、会議、ミーティング、科内連絡等、積極的に Web は有効活用されている。

  5. 業務改善・人材の育成
    1. 研修マニュアルを作成した。(腹部エコー・心臓エコー・乳房エコー・ 血管系エコー・PSG解析)
    2. 各検査マニュアルの見直しを行った。
    3. 各検査レポートの見直しを行った。( MCV . SCV ・腹部・心・頸動脈 ソ径動脈・乳房・甲状線エコーなど)
    4. MCV ・ SCV のフローチャートを作成した。
    5. 頸動脈エコー検査の診断基準の見直しをした。
    6. 各検査の研修は計画通り行っている。
    7. 新規検査の立ち上げをした。(下肢静脈エコー・気道過敏検査)
    8. 科内ミーティングは、週 1 回実施した。
    9. ABI/PWV検査の企業健診への新規参加をした。
    10. MCV ・ SCV 検査機器の購入をした。(検査時間の短縮へつながった。)
    11. 体表エコー用ゼリーを2倍に薄め、コスト削減につながった。
    12. 下部内視鏡検査で、木曜日は3件から5件に増えた。
    13. 内視鏡検査で、病理標本を病理医が内視鏡室で診断している。
    14. 輪番日と年末年始の検体検査について、検査科で取り決めを作った。


  6. チーム医療への貢献
    1. 医局会と朝礼にて、下肢静脈検査の勉強会を行った。
    2. 新人看護師にむけて、心電図勉強会を行った。
    3. PSG 委員会において、 PSG 検査についての意見交換や、問題点について話し合いを行っている。
    4. PSG 検査の問診として、ドックに ESS を取り入れた。
    5. 検診・ドックを受けられた方に、 PSG 検査のパンフレットと説明書を同封している。
    6. PSG 検査啓蒙の為、ホームページによる情報発信やポスター掲示、 パンフレット設置など行った。

    【平成 19 年度総括のまとめ】
    平成 19 年度は、@科員の育成 A新規検査の立ち上げが大きくあげられると思います。
    研修マニュアルの作成、検査マニュアルの見直し等により、科員の検査技術と知識の向上、技術の均一化につながり、基礎固めができた年だと思います。
    また、新規検査の立ち上げにより、より検査の幅がひろがり、診断の補助に繋がっていると思います。 来期も、 19 年度を基盤に、よりステップアップしていきたいと思います。
 
◆ リハビリテーション科
  1. 地域医療・介護の充実
    1. 訪問リハへのPT派遣の体制整備
    2. 予防医学・早期発見(メディカルチェック)
      6月より浅野・中澤の2名が週2日ずつ、計4日訪問に出ている。三世への訪問が入ったため、実際のステーション勤務は2日間のみ。7月中旬から勤務地が東stに変更となる。三世は常に枠がいっぱいの状態であり、栗原PTにも水曜日の午後に入ってもらい、来年度からは土曜日も訪問することを決めた。書類整備を栗原PTの助言を受けながら進めていった。
      4月にマミーズ(女子サッカーチーム)、11月に日大高校サッカー部に対して行った。日大高校からはOPに繋がる選手も見つかり、その後も定期的に来院がありフォローしている。

  2. 人材の育成
    1. 効率的な新人教育
    2. チーム医療の充実
      新人に対してそれぞれに教育担当者を決め、それを四半期ごとにペアをローテーションして均等な教育をしていった。各ペアで報告の時間を設け、確実にフィードバックできるように行っていった。また、教育担当者間でも定期的に話し合いを持ち、各々の問題点の抽出に努めた。
      カンファレンスにおいて、全部署から発言してもらうように、発言項目をあげて依頼し、実行している。しかし時間が長くなり14時までに終わらないこともある。テンポを上げられるようにリハ科でも話し合いを持ち、病棟にも依頼をした。
      通所リハビリとのカンファレンスも長時間におよぶ傾向があるため、短時間で報告できるような用紙を作り、有用に活用できてる。

  3. IT の整備・活用
    1. HPの更新(2回/年)
    2. メールマガジンの導入
      科内掲示物の整理を行い、各PTのプロフィールや学会発表など院外活動の報告を貼り出し、同様の内容をHPにも載せた。メディカルチェックの様子も病院のトピックスとして載せてもらった。
      メールマガジンの導入は検討を重ねた結果、メールアドレスを患者さんから教えてもらわなくてはならず、個人情報の観点から管理をどうするかとの問題や、現在のリハ科事務業務の多さから、タイムリーな情報を出せる確証がないため見送りとした。

  4. スキルアップ
    1. 積極的な学会・研修参加
    2. 科内勉強会開催( 2 ヶ月に1回)
    院外の学会・研修参加は19件であった。5月の日本理学療法学会では前田・谷川が演題発表した。
    6月のJOSKASでの日本膝関節学会では前田が演題発表を行った。この論文は学会誌に掲載された。
    9月の川崎スポーツリハビリテーションフォーラムでは前田が演題発表を行った。
    科内勉強会は年間計画通り6回実施し、新人PTも講師役となり、互いにレベルアップに努めた。またミニレクチャーとして「スクウィージングの実技指導」や「下肢筋力測定機(エリエール)の操作方法」「ACL術後リハ」の講義を行った。
    新人教育としてcase studyも各人2回ずつ行った。
 
◆ 薬剤科
責任者 磯貝吉章

 平成 19 年度の薬剤科では患者さまに最も適した薬物療法を安心して受けて頂けるように努めさせて頂きました。

  今回の取組みでは人材の育成と情報発信に力を入れました。人材育成としては、生活習慣指導薬剤師研修をはじめとして専門性を重視した勉強会への参加。情報発信としては、ホームページの薬剤科の小部屋を開設と情報テレビで薬剤科の更新を行うことができました。今後も継続的に情報提供をして行きます。
  また、医療法一部改定に伴い、医薬品の安全使用の為の整備として、医薬品安全管理責任者の兼務と手順書の設置を行い、医薬品に於ける安全を今まで以上に向上し患者さまに安心して治療に専念できる環境作りが出来ました。

  来期は薬剤科職員一同、更なるスキルアップに努め、習得した知識を幅広く活かして取組んで行きます。

 
◆ 栄養科
 中下 博美
  1. 栄養ケアーマネージメントの強化
    1人1人の栄養状態を把握した、より良い栄養改善提案を今後も継続していけるように、現在使用している計画書の再評価をすることにしました。今回は栄養科だけでなく関係部署の意見も交えながら幾度か改定を行い1つのものが出来上がりました。

  2. チーム活動の充実
    1. 特殊栄養食品の検討
      特定保健用食品、機能性食品の種類・作用を調べ、献立で活用するということでした。
      しかし調べてみるものの多種多様の為、1つに絞り今年度は整腸作用について調べてきました。
      整腸作用でもあえて調べる方向性を設定しなかった為、膨大な情報量となり、まとめることは出来ませんでしたがスタッフ間では、知識の共有が出来、献立見直しのときに成分・価格を検討し、整腸作用及び微量栄養素が含まれたものを来年度より使用することになりました。
    2. 勉強会実施及び参加
      今年度は、摂食嚥下リハビリ学会・日本静脈経腸栄養学会という2つの学会に参加し、業務の励みに繋ぐことが出来ました。常日頃情報を得ることで、業務に役立てていくことが出来たと思います。
      院内勉強会 29件 113名
      院外勉強会 40件 46名(内、学会2つ参加)
      科内勉強会 3回(特定保健指導、食中毒、治療食について)
    3. 栄養管理計画書の情報共有
      栄養管理は医療従事者が共同して栄養管理を行っていく体制作りが必要ということで、医師・看護師にも栄養管理計画書の再評価に協力していただきました。栄養管理計画書の内容・活用方法についてアンケートを実施し、集計結果を反映させていただきました。

  3. 給食管理見直し
    1. 献立内容
      献立全体を見直すため、嗜好調査及び看護師の意見を参考に見直しを行いました。治療食では制限があるため単一化になりやすいものについても同時進行しました。しかし、食種が多数あり他の作業の合間に行わなければならず、思うようには進行しませんでした。
      特別メニュー(サポーツメニュー)に関しては、コンセプトを見直し、新メニューとする事ができました。
      本年度実施しきれなかった部分は 来年度に行う予定でいます。
    2. 食形態
      今年度様々な食形態の定義を作成するという事で、嚥下困難食、きざみ食、ひとくち切り食、圧力食の 4 種類に関して検討を行ってまいりました。外部の勉強会や患者さんの状態を見ながら、基準を決めていき当院のオリジナルの物を作成する事ができました。

  4. 情報発信
    当初、本年度調べた特定保健用食品、機能性食品の作用について掲載するとしていたのですが、前記したように広範囲のため、全てを掲載する事はできませんでした。
    しかし、年 4 回の広報誌への情報提供、ホームページへの行事食の掲載は定期的に行う事ができました。
 
◆ 保育園

佐々木 幸美

                          
  1. 地域との連携を深める
     「通所リハビリセンター」「デイサービスけやきの里」「下末吉小学校」「鶴見消防署下末吉分署」と交流する施設も増え、園児たちも楽しみと共に、「いろいろな経験を広げる」という目的は達成できていると思う。
     今年度初めて、年長、年中児を中心に下末吉小学校の運動会に園として参加できた事は、大きな収穫であり、また、「伝承遊びの集い」も徐々にではあるが、地域の方にも浸透してきて、園の行事としては定着してきたと思われる。
     今後、地域との連携は安全対策の点からも益々重要になる事は、明白であり、継続事項として取り組んで行きたい。

  2. 人材の充足と育成
     職員7名のうち、2名交替があったにもかかわらず、充実していく病院の勉強会、カンファレンス等による延長保育には、適正な人員配置が出来、尚且つ事故もなく経過できた事は、職員一人ひとりの頑張りによるところが大きいと言える。
      このような体制の中で、弱体であるが故に重要であった新任教育、経験年数に応じた研修会参加は、限られた条件の中では十分出来たと思う。また内容も選択しながら、全員がバランス良く参加出来た事は、来年度の業務に少なからず反映できるものと思われる。
      人材の充足に関しては、年度途中で増加する低年齢児に対応する為の補充が、人材不足で出来ず、下半期に於いては職員のギリギリ限界の状態であったと言える。

  3. ホームページの活用
     やはり、マンパワー不足により、安全を重視した業務を行う事で精一杯。 話し合いを持っただけで、構築には至らなかった。


    【まとめ】

     18年度途中に引き続き、今年度初めから職員体制に不安を感じながらのスタートであったが、早い時期の新任教育を、経験年数に応じた研修会への参加で、いい滑り出しとなったように思う。
      運営方針の項目の絞り込み簡潔にする事で、明確となり、それが成果につながったと思われる。今年度一番の問題点は、職員充足が年度末ギリギリ迄できなかった事であるが、職員一丸となって不測の事態を乗り切れたことは、大きな成果であったと言える。
      サポート部門が機能を維持出来なくなる事態をさける為には、バランスのとれた人材確保と教育が、今後の課題と思われる。

 
◆ 通所リハビリセンター
目標
利用者に選ばれる事業所を目指します
  1. 介護・看護の充実
    1. 個々に合ったサービスの提供
        各利用者の日々のスケジュールと体調を把握しながら、利用者 1 人 1 人の通所リハビリテーション計画書の見直しや作成を行い、細かな留意点やサービス内容を検討しました。又、積極的に担当者会議に参加し、自宅での状況を確認、個々に合ったセンターでの過ごし方 ( 活動 ) に役立てる事ができました。又、内科的ケアが必要な利用者( PEG ・ストマなど)に関しては、家族との連携を取りながら、内服の変更、状態の把握など、適切な看護を提供できたと思います。その他、問題点に関しては、職員間でのミーティングを行い、利用者が安心してサービスを受けられるよう情報を共有するよう努めました。各個人のニーズを把握、利用者がどのようなサービスを受けているか、又、どのような効果があるかを理解して頂く為、家族への情報の提供も行いました。看護・介護者側もサービス内容を記入する事で、各個人のADL情報を把握し、業務に生かすことができました。
        今年度より、通所・訪問リハビリテーション系も「介護サービス情報の公表」制度が開始となり、公表調査が行なわれ、ほぼ全項目クリアする事が出来ました。
        今後もその人らしく生活できるよう援助していくよう、取り組んで行きます。
    2. 個別リハビリの充実
        2カ月に一度 ( 4・6・8・10・12・2月 ) リハビリ科とのカンファレンスを行いました。
        カンファレンスにて個別のリハビリサービスを利用されている方に対して情報交換を行い、 5 月は PT の担当が替わった為、個別のリハビリサービスを利用されている方に対して細かな情報交換を行いました。
        又、課題のある方に関しては、 6 月に 3 名の方のショートミーティングを行いました。 8 月は体幹バランス強化訓練等をPTより指導を受け、実施することができました。 10 ・ 12 月には、予防の方の下肢筋力強化訓練プログラムを PT に作成して頂き実施することができました。 2 月には、リハビリの空き待ちの方 3 名を新規スタートさせることができました。
        その結果、利用者より喜ばれ満足度アップに繋がっていると思います。
        今後もリハビリ科との密な連携を図り、利用者の ADL の拡大に繋げていきます。

  2. 地域への情報の発信
    1. パンフレットの活用
        当院の居宅事業所にパンフレットを置いて頂き、又、サービス担当者会議の際に 20 ヶ所の事業所に配布、サービス内容・センターの特色や流れなどをアピールしました。
        当初は、すぐには入所に繋がらなかったが、体験入所等を通して活動内容に触れる事で、興味を持って頂くことができ、入所に繋がりました。
        今後もパンフレットの活用を継続し、センターの良さをアピールして行きます。
    2. インターネットの活用
        各月の空き状況更新と作業療法の時間に作成した壁画の紫陽花の花を小部屋に載せました。 7 月は、手作り豆腐の実演会の様子を載せました。10月公表調査為、通所リハビリの小部屋より個人情報保護に関するページにリンクするように設定しました。相談窓口・見学案内のことを追加し載せました。
        11 月にホームページのトップページ〜すぐに空き情報にアクセス出来るように設定しました。その結果空き情報が見やすくなりました。
        今後も、地域に向けて情報発信を考えて、行きたいと思います。

  3. 他部門との連携
    1. 病院との連携
      MSWとの連携

      入院患者3名を入院中にMSWの協力を得て、入所手続きを終わらせ、家族の負担を最小限にし、退院後すぐにサービスを利用できるよう行う事が出来ました。又、入所中の利用者が当院に入退院となり、サービスを再スタートさせる際、サマリーを依頼し情報を把握することにより体調やADL に合わせたサービスを提供できたと思います。
      外来との連携
      フロント・内科外来の時間的配慮もあり、更に、新規利用者に要する時間を短縮する為、新規利用者受診予定用紙を作成し直しました。以前に比べ苦情も少なく、スムーズに行うことが出来ました。

      以上を踏まえ今後も連携を図りながら行っていきます。
    2. 保育園との交流会の充実
        5月・ 8 月・ 9 月・ 11 月・ 1 月・ 2 月と今年度は 6 回交流会を開催する事が出来ました。
        会を重ねる度、園児の表情も和らぎ利用者との距離も縮まったように思います。
        8月の夏祭りでは、園児に飛び入り参加して貰い非常に盛り上がりました。園児の笑顔に利用者も大満足されていました。
        9月の交流会では、園児達が作った御神輿を披露して貰い、園児の満足した顔を見て大変喜ばれていました。又、園児とのスキンシップを通して、活力を高められたように思います。2月頃より、身近に接する機会を増やす為、園児のお散歩の行き帰りなどにセンターに立ち寄って貰い、挨拶を交わす事により交流を持てたと思います。
        今後も、接する機会を増やし交流を深めていけるよう、アイデアを出し合って利用者と園児が楽しめるように行っていきます。

  4. 人材の育成
    1. 研修参加と研修内容の共有
       院内勉強会は可能な限り参加し情報共有することが出来ました。今後も継続して行きます。
    2. 内部研修の充実 ( 自己研鑽など )
      所内にてテーマを決め勉強会を行いました。

      5 月→コミュ二ケーション・整容について  
      7 月→入浴・排泄について
      9 月→食事・トランス(トイレ移動も)  
      11月→室内外移動・階段昇降・着脱の介助について
      2 月→脳血管障害者の在宅リハビリ・認知症予防について

        発表者は、学習した事によって自分のおこなっている看護・介護に対して再確認できました。又、各自、復習の意味も含め、日々の業務に生かせるように、今後も継続して行っていきたいと思います。

 
◆ 鶴見北訪問看護ステーション・鶴見北指定居宅介護支援事業所      
 原口 章子
【鶴見北訪問看護ステーション】 
基本理念に「在宅療養を安心して過ごせるよう援助する。」とし、運営方針として以下3点を挙げた。

1 サービスの見直し
2 人材確保
3 ITの整備

  1. サービスの見直しについて
     安心した在宅療養を過ごしていただくために、医療機関・他事業所との連携を図り、緊急体制の整備に努めた。 月平均担当者会議への出席は8件であったが、その他にご家族との調整や、医療機関との連携によりスムーズな対応につなげる事が出来た。
     サービスの質の向上、統一化を図るための取り組みとして、定期カンファレンス時に活用頻度の高いマニュアルの見直しを行った。5種類の見直しに終わったが、手技の確認が出来たことで統一したサービス内容に結びつけた。
     計画的な、所内勉強会の開催・外部研修会への参加を行い、伝達講習により事業所のスキルアップにつなげ日常業務へも反映する事が出来た。スタッフ自らも、必要な研修会への参加希望をし積極的な学習意欲が出てきている。
    ≪所内勉強会開催≫
    伝達講習:5回 勉強会:6回 福祉用具デモ実演1回(業者により)
    ≪外部研修会参加≫
    9回(訪問看護基礎講座 精神障害患者への理解と関わり方
    精神障害者の在宅セミナー 経営管理 呼吸理学療法 認知症勉強会
    リハビリテーション基礎講座 緩和ケア 後期高齢者医療制度)

  2. 人材確保について
    人材確保については、ハローワークの求人募集の継続と、年4回の広告掲載、タウンワークへの掲載(4週間)、インターネットでの求人募集を行ったが反応なし。12月に、病院より常勤看護師1名補充したものの、看護師不足が解消しないため今後も積極的な求人活動が必要である。

  3. ITの整備について
    ITの整備については、新たな介護ソフト導入に伴い計画的に1月より導入でき、大きなトラブル等なく本稼動に至る。


    ≪まとめ≫
    今年度は、人員確保が困難な上、休職や退職等で件数・収入ともに目標達成は出来なかったものの、スタッフのスキルアップや訪問内容の質の向上に努めることができ在宅の支援体制の強化を図ることができたと考える。
    平均での依頼・導入が3件、終了が5件と変動が激しい中、常勤換算は93件以上/1人で確保し、医療依存度の高い利用者への対応も何とか調整できたが、やはり人材不足が一番の問題であるため、リスク管理も含め今後の課題である。
 
◆ 鶴見北指定居宅介護支援事業所      
岡島 敏恵
 

【鶴見北指定居宅介護支援事業所】 
基本理念に「利用者、介護者が安心して在宅生活を継続出来る様に支援する」とし、運営方針として以下3点を挙げた。

1 介護保険制度の理解と実践
2 計画的な人材確保

3 ITの整備

  1. 介護保険制度の理解と実践について
    介護保険制度の理解と実践については、
    1. 資格更新のための研修会への全員参加、各種連絡会への参加により、情報収集も含めた取り組みにつながった。
    2. 毎月の所内カンファレンス開催で、伝達講習・情報共有を行い周知徹底を図ることが出来た。
    3. 担当者会議開催(月平均7〜8件)により、他職種との情報交換やサービス改善等へつながり連携もスムーズに図ることが出来た。
    4. 困難ケースに関しては、定期カンファレンスや、地域包括との連携により適切なケアプラン作成へつなげ、各ケアマネのプラン作成状況の把握に努めることも出来た。

  2. 計画的な人材確保について
    今年度は、人員不足等は無かったため積極的な活動はしていない。

  3. ITの整備について
    ITの整備については、計画的に新ソフト導入に向け取り組み、情報の移行作業もスムーズに行え2月本稼動となっている。
 
◆ 鶴見東訪問看護ステーション
所長 神戸とみ子
1.基本理念
地域で安心して暮らせるための一助を担う看護の提供を目指して

2.運営方針
  1. 医療機関及び他事業所との連携の強化
    @主治医への連絡及び報告を密にする
    1. 報告書、計画書を毎月送付する(状態変化のある時は電話/FAXにて報告)
    2. 受診日に手紙で確認してもらう
    3. 同法人の往診日にはメール等にて連携を計っている
    A入退院時の情報交換を密にする
    1. 退院前のカンファレンスに参加 8件/年 徐々に増えてきている
    2. サマリの交換
    3. 医療連携室との調整
    B他事業所への報告書の提供
    1. 月1回訪問看護計画書をケアマネジャーに送付
    C担当者会議への参加
       
    4月−9件   5月−8件      6月−4件     7月−4件
        8月−8件   9月−3件    10月―8件    11月−5件
      12月−4件   1月−5件      2月−12件    3月−6件   
      6.3件/月と増加傾向にあります

    D在宅移行時の体制の統一
         佐々木病院との連携
          1 回/週 所長会議にて決定
          往診がある人の物品の確認(在宅担当と連携) 

  2. 人材の育成を図りよりよい看護を提供する
    @院内外の研修への参加
    1. 院内 19件 40名
    2. 院外  31 件  41 名  と参加は増えています
    A 定期的なカンファレンスでの伝達講習の実施
    1. 8月を除く毎日実施
    2. 緩和ケアの勉強会に毎月参加しスタッフに提供している
    3. 褥創、感染対策、胸部フィジカルアセスメントを実施できた
    B チーム間の連携を密にしチームナーシングの充実
      今年度から連絡票を作成し、互いの連絡もれが無いように実施し
      申し送りもれが少なくなってきている
    C 定期的な個人面談を受け、看護師の精神的ケアの充実
      1 〜 2 名/月と面談を実施

  3. 計画的な人材確保に努める
    @看護師の採用
      
    7 月・ 9 月に 2 名採用(非常勤) 9 月・ 1 月に 2 名退職
      増員にはつながらなかった
    A情報発信

       定期的に広告をだすが採用には至らなかった
 
◆ 鶴見東指定居宅介護支援事業所
  所長 神戸とみ子
 
  1. 他職種との連携により利用者のニーズに応える
    @担当者会議の開催及び照会
      総回数 39 回  4.3 件/月でした
    A毎月のモニタリングの実施及びケアへの反映
      全員に実施
    B 医療連携室との連携の強化
      連絡は密にしている
    C地域包括支援センターとの連携
      2 名受け持ち
    D定期的な連絡会への参加
      近隣のケアプラザに参加

  2. 人材の確保・育成
    @ 研修会への参加
      13 件  19 名の参加あり
    A伝達講習による情報の共有
      1回/月のカンファレンスで情報共有
    B潜在ケアマネジャーの再教育
      事業所閉鎖にて中止

  3. IT の整備
    @介護事業ソフトの更新
      シルバーランドからNDソフトへの変更業務
    A事業所間の情報交換をメールにて実施
      順調に実施
 
◆ 鶴見南訪問看護ステーション・鶴見南指定居宅介護支援事業所
 後藤 則子
【鶴見南訪問看護ST】

<<基本理念>>
選ばれる事業所を目指す

<<事業計画>>
  1. 地域でのチームケアサービスを実践し、事業所のPR及び信頼関係を築く
    1. 主に在宅療養診療所等の開業医との連携が大きく当事業所の存在とPRに繋がったと思う。具体的には、ターミナルケアを提供するにあたり、度々面談や電話で意見交換を行なった。その結果、在宅死が7件と、数は多くはないが、当事業所としては24時間体制ではなくとも、希望者には在宅で看取ることができた。その後も関係を持った開業医から訪問看護の依頼があった。小児やALSで人工呼吸器を使用しているケースに対して、病院へ出向き器機取り扱いや医療処置の手技方法など直接医師と面談して行った。
      CMとの連携では、患者のADLやQOLが向上できる看護とリハビリの視点からの具体的な意見を交換することを心がけた。福祉用具を変更したり、福祉系のCMに対しては、皮膚科や歯科などの主治医以外の医師との連携を当事業所が行った。
    2. 看看連携の充実を図る
      今年度は達成できなかった。しかし看護師同士の連携としては、主に医療連携室との連携を図った。佐々木病院とは適宜連携をおこなっている。他院とは、主に進行性の神経難病、ガン末期、糖尿病性皮膚疾患の患者に対して、入院や在宅移行の際に訪問し担当看護師に面談や FAX ・電話等で意見交換を行った。
      また、入浴サービスの看護師に対しては、創処置について同行し処置方法を指導し、 ALS 患者の入浴時に同行訪問しフェイスマスクの固定や入浴時間等のアセスメントを当事業所の看護師が実施し、利用者と事業者の安心と安全を担った。

  2. 人材育成と人材確保
    1. ターミナルケア、呼吸リハビリ、ALS看護、フィジカルアセスメント等、所外研修を行い、所内では神経難病患者に使用するコミュニケーションエイド、人工呼吸器取り扱い等医療機器メーカーに講演を依頼し実施した。職員がバーンアウトしないように心のケア、精神看護について管理者から伝達講習を行った。
    2. 人材確保は新聞折り込み・インターネット・求人雑誌の連載を 2 回実施したが反応はなく職員確保には繋がっていない。

  3. ITの整備・活用
    1. 計画通り、新しいソフト(NDソフト)に変更し1月から稼動した。
    2. データーベースは今年度作成できなかった。

  4. 安定した経営を確立する・コスト削減
    1. 利用者拡大は地域の開業医や医療機関、地域のCMからの紹介もあり、月1〜8名の新患依頼があった。その結果、今年度の新患数は54名で月平均4.5名の新患であった。
    2. コスト削減に関しては書類を郵送していたものを事業所に職員が手渡しすることとし、通信費の削減を図った。また、消耗品は節約を心掛け前年度より経費削減につながった。

【鶴見南居宅介護支援事業所】

<<基本理念>>
選ばれる事業所を目指す

<<事業計画>>
  1. 地域でのチームケアサービスを実践し、事業所のPRと信頼関係を築く。
    1. ターミナル、神経難病の退院前カンファレンス、モニタリングは訪問看護同様、CMも同行しておこないました。特にALSの患者に関しては、数回病院に出向いて、ムンテラ(病状説明等)に同席した。しかし、それ以外の慢性疾患の従来の患者に関しての連携には課題が残る。

  2. ケアマネジメントの質の向上を図る。
    @研修会の参加や行政からのメールを通して情報収集を行い、実践できる。
    1. 横浜市主催の事業者連絡会、市からのメールの情報収集、定期的な地域プラザの連絡会の出席は常勤CMとフルタイムの契約社員が実施した。
    2. 研修会は訪問看護職員と一緒に、ターミナルケアと神経難病の研修に出席した。
    3. 事例検討会は、月 1 回のカンファレンスで南 ST の患者に対してケアプランの見直しを行った。南 ST 患者は適宜行っているが他事業所に対しては不足していたと思う。

  3. ITの整備・活用
    1. 南ST同様。

  4. コスト削減
    @ 通信費・光熱費・通信費の削減
        南 ST 同様
    A 返戻ゼロを目指す
        月 0 〜 4 件であった。
 
◆ クリーンサービス
主任 国吉千恵子

平成19年度を振り返って

今までの運営方針のテーマも実行しながら、今年のテーマもひとつづつ着実に運営出来ました。クリーンサービス全員の協力が見えました。

     
 
◆ フロントサービス課
  1. 患者さん本位の対応
      5月に、接遇マナー講座に2名参加しました。その後課内ミーティングで報告を行い、笑顔・挨拶・親切な対応の重要性を再確認しました。秋には外来患者さん対象のアンケートを行い患者さんの声を伺うことで、更に接遇への職員の取り組みに変化がありました。
     冬には玄関の傍の席の方のために、毛布の貸し出しを開始しました。
    4月から変更になった高額療養費制度については説明書を作成して、入院の案内と共に渡してもらうようにし、問い合わせには文書を使用するなど、できるだけわかりやすい説明を心がけました。
      心療内科初診時受付方法・三世への訪問リハビリ・眼科休日入院・嚥下機能訓練・麻薬薬使用時の入力方法・泌尿器科開始・入院患者の受付・クリニック佐々木の会計など、それぞれ各部署との話し合いを持ち、効率化を図ると共に、変更することで患者さんにご迷惑のかからないようにしました。
      紹介状に関しては、問診票に紹介状の有無の欄を作り、受付で紹介状を提示されない患者さんには声をかけて出していただくようにし、全ての紹介状をフロント経由で取り扱えるようになりました。返事に関しては非常勤の医師分が遅くなりがちでしたが、外来クラークの協力で、スムーズに流れるようになりました。

  2. 医事業務のレベルアップ
      毎月1日に課内ミーティングを行っており、その中で特定健診の準備や院外研修の報告などを行いました。また、12月には薬剤科長に講師をお願いしてキット製剤とインシュリン注射の使用方法などについての勉強会、入院係だけを対象にした無菌製剤処理の見学も行い、算定の参考としました。
     3月には、後期高齢者医療費制度・診療報酬改定・特定健診についての課内での運用についての話し合いを行いました。
    その他、院外勉強会には22種延べ40名参加、院内勉強会には27種延べ214名の参加となり、毎月のミーティングで報告を行いました。
      マニュアルについては、受付方法の変更・紹介状の取り扱い・レジ業務など、各担当者が更新をし、院内 web にアップしています。
      10月にレセプトオンラインの確認試験を受け、11月から開始することができ、レセプト電算よりも若干時間に余裕ができたため、事務点検の強化を行いました。
      重症且つ支払い困難な患者さんが多く、前年度の未収金は増加しました。
    分割払いの約束がとれているケースと今後も支払い困難と思われるケースがあり、個別対応をしています。

  3. 健診による地域への貢献
      市健診の該当者に DM を発送した結果、乳癌検診の受診者が増加しました。例年通り、企業の2次検診も行っています。
      特定健診については、各種説明会に参加し情報を収集し、健診ソフトの入れ替えが必要となったため、数社にデモをお願いし比較検討しました。
    また、特定保健指導を担当する栄養科との連携が必須となるため、情報の共有を行いました。また、政管健保健診の指定施設にも選ばれ、20年度から予約を受けることになります。優良人間ドッグ施設にも認定されました。

  4. 診療情報管理業務の向上
    内容のあるカルテを目指し、入院カルテの症状経過欄の充実を図りましたが、思った程の成果は得られませんでした。
    退院サマリーについては、主病名と副病名を別にした雛形を診療録管理室で作成し、20年4月から使用することとなりました。
    主病名がはっきりとわかることによって、疾病分類の精度が上り、より良い情報を提供できることになります。分類の基準は診療録管理室のミーティング時の話し合いで統一を図っています。
 
◆ けやきの里
【目標】
地域に根ざしたデイサービス「けやきの里」となるように広報活動と共に、スタッフの介護の質の向上・より良いサービスの提供を行う。
  1. 地域への情報の発信
    1. 事業所(ケアマネ)に向けての広報活動
      利用者の担当者会議時にケアマネからの情報を得るとともに紹介をお願いしていきました。新規問い合わせが月平均 8 件ありました。
    2. パンフレットの配布・定期的補充
      5 月に新しく開設した鶴見中央ケアプラザにケアマネを通して、配布しました。
      9 月にデイサービスとケアマネージャーとの意見交換会でパンフレットの配布・PRと共に空き情報のお知らせをしていきました。
      3 月にケアマネの事業所に郵送にて、パンフレット配布・空き情報をお知らせしました。 今後も定期的に配布を行っていきます。
    3. インターネットの活用(半年に 1 回更新)
      19 年度はホームページの発信が 7 月と 1 月に行事を中心にデイサービスの様子を掲示していきましたが、今後もより見易く・季節に合ったリアルタイムに更新できるようにしていきたいと考えています。

  2. 介護・看護の質の向上
    1. スタッフ全体の統一した、より良いサービスの提供
      毎朝・夕のミーティングでの情報の共有や、毎月のカンファレンスを行い意見交換 し統一を図っています。8月に情報公開の審査が入り、意識の統一を図るために、所内勉強会を月に1回行いました。今後も問題点に焦点を合わせて取り組んでいきたいと考えています。
    2. 利用者個々に合った計画・サービスの提供・評価を行う。
      仕事内容の分担を行い取り組みができ、機能訓練のアセスメント・計画の作成ができ、 3 ヶ月単位の評価をしています。要介護から予防介護に変更・予防介護から要介護に変更時の評価計画変更も随時行うことが出来ました。

  3. 人材の育成
    1. 積極的な研修参加・研修内容の共有
      ・院内研修 25回 延べ93名
      ・院外研修 16回 延べ26名
      院内研修は積極的に参加されていますが、院外研修では限られた人になるため、参加できなかった人に情報の共有をしていきました。
    2. 生活指導員の教育・ステップアップを図る。
      MSW との定期的勉強会を開き、事例検討を行いました。
      契約時や担当者会議に同席し意識の向上に努めていますが、人員不足で後半は会議参加が難しく、担当者会議後の事例検討になりました。

  4. 他部門との連携
    1. 病院との連携(救急時の対応・情報交換)
      利用者の利用前後の受診があり、外来との連絡を取っていきました。利用者や利用者の家族の入院に際しても情報提供していきました。
      入院中の利用者のレクレーションの受け入れに際しても、情報交換を蜜にしていきました。
    2. 介護部門との連携(3ステーション・通所との情報交換)
      毎火曜日の所長会議にて情報交換でき利用者の紹介も頂いております。
    3. 担当者会議にて他の事業所との連携
      担当者会議  4 月 8 件・ 5 月 11 件・ 6 月 5 件・7月4件・8月6件・9月4件・ 10 月 10 件・ 11 月 11 件・ 12 月 9 件・ 1 月 8 件・ 2 月 5 件・ 3 月 8 件あり、福祉用具や訪問介護の事業所との情報交換が出来ました。
    4. 給食業者グリーンハウスとの連携
      昨年より月 1 回の会議を行い利用者の声を伝えたり、行事食の検討をしています。今後も継続していきます。8月に担当栄養士が交代し味付けに変化があり、塩分計にて 味の統一を図っています。利用者個々の食形態の変更等も細かく話しあっていきました。